通勤中、普段どーでもいいと思っている週刊文春の中吊り広告が目に入ってきた。 古舘「したり顔」と村尾「天然」ダマしのテクニック …というタイトルで、古舘氏の顔写真が入っているのだが。 ぜんぜん「したり顔」ってのがわからない。 中吊りの顔写真ってのは恣意的にわかりやすい顔を持って来るものだろうけど、いまいち伝わらないんだよな。 そもそも『したり顔』ってなんだ?と思い調べてみる。 これが意外と難しい。 http://images.google.co.jp/images?q=%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%8A%E9%A1%94&btn=%E6%A4%9C%E7%B4%A2 この画像検索で『これはしたり顔だよなあ』ってのは、これじゃないかと思う。個人的には。 http://stat001.ameba.jp/user_images/2c/5e/10063246817_s.png 他のは、よくわからない。ここでそもそも『したりという状態』は動画というか、シチュエーションやコンテキストによることがわかる。 たとえば『キスのあとに、したり顔』とかいうシチュエーションだと、実際に顔がどんな状態だったかに関わらず、やな感じな印象を与えられる、という意味で共通の理解ができる。 つまり文春は、古舘氏の番組でのVTRかけ終わったときとかによくやる、あの笑顔だかなんだかよくわからない『さあ分かったね、空気読んでね、じゃあ次行こうか』みたいな止め表情、あれのことを指しているのだろうか?あああれは確かに特徴あるよな、でも『したり』ってのとは違うのでは。『してやったり顔』でもないし『巻きで顔』でもないし『空気読めよ顔』でもないし。 まあ結論がでないし文春の中吊りごときに無駄な知的探求心をくすぐられているほど暇ではないのでこの辺でまとめるが、この『したり顔』ってのは、『しかめっ面』のような顔そのものの定義は難しく、『したり感』を醸し出すシチュエーションがまずは重要なのでは、というところで終わりたい。