[![VistaExp.jpg](http://blog-imgs-42.fc2.com/a/k/i/akihikofr/blog_import_4f5646c5494b1.jpg)](http://blog-imgs-42.fc2.com/a/k/i/akihikofr/blog_import_4f5646c55caa9.jpg)

愛機「NEC LaVie RX(LR500/A)」が修理から戻ってきたんですが、マザーボード交換とか正直勘弁、と回答するしかないヒドイ状態の見積もり金額だったので、キーボードとゴム足、それから煙を吹いたファンしか交換していません。本当はACアダプタも頼んだんだけどな…発熱激しいし、一部断線しかかってるようにも見えるし…安全部品的には問題ありあり、そもそもSIGGRAPH2005でモロに”コーラ被った”のを診断されているわけなんですが、今回は「全修理」をしてないので保障はつかないとか。 あーあ。3年保障つけておけばよかったんですけど…。 満身創痍に絆創膏を貼った程度の回復で、このPCの余生を過ごすことになりました。 海外に乗り出していくときの準備用として買ったものですが、本当によく働く秘書になってます。 それはそうと、この満身創痍のサムライPCですが、Linux(Ubuntu)ではかなり快適です。でも、次のアップデートははまだ公開されてないし…。 そんなわけで、とにかくWindowsをクリーンインストールしておきたい! なぜかというと、CPU使用率が常に100%、ユーザリソースだけで2GBという肥満・非エコPCに育ってしまったので、どうにかしないことには先に進めない。 もともとあるWinXPの環境をまっさらにできればいいんですが、ライセンスとかバックアップCDROMとか、2年以上使ってきた環境まで消されてしまうのが悲しくて…。 結局、最近まで使っていたハードディスクに、Vistaを入れてみて、それから考えようということになりました。といっても発売は1月30日ですから、RC1ですよ。 でも日本語版なので、下手にフランス語や英語のWindowsXP環境よりは快適かもしれません。 とりあえず、インストール結果としては、ばっちり動いてますね。ベンチマーク結果もポイント「2.0」とGPU性能が引き出せてないのか、そもそもシェーダモデル2.0機ではこれが限界なのか…悪くはないけどよくもない。 でもAquaもあまりストレスのない速度で動いています。まあドライバは将来にはよりよいものが出てくるかもしれませんし(ないかも…と思っていたら12/19にMOBILITY RADEON9600/9700用がWindows Updateから出てま すね!)、今のこの解像度、1400x1050が動いているだけでも良しとしないといけないのかもしれません。 ちなみにその他のドライバ類も含めて本当にアッサリ動いてしまいました。最初、無線LANが認識されていなくて焦りましたが、NECの 121ware.comにいって、他のNECと共通のドライバを入れたら問 題なく動きましたし、Alpsのトラックパッドドライバ(つついてクリック、右端こするとスクロール)も、警告は出ましたが互換モードで動いているようです(時々落ちます)。唯一認識されてないドライバが「Microsoft WPD FileSystem Volume Driver」ですが、どうしてこの警告が出るのかがわかりません。Portable Deviceに株価表示とかスライドショーとかできる機能?WindowsMobileとの連携機能だったら追及してみてもいいんですが、そもそも情報少なすぎで(WPDで調べると、昔なつかしWordPerfectとか出てくる…)ちょっと動けない感じです…が、しばらくしてオンラインアップデートしたらうまく解決してしまいました。そのほか、USBストレージデバイス関係とかは問題なし。フラッシュディスクで高速化するというWindowsBoost 機能を試 してみたいんですが、どこにあるんだろう?設定。一部のUSB外付けハードディスクではそれらしい表示が出ますが、大容量フラッシュメモリじゃないと駄目みたいです。アプリも、警告は出ますが問題なく動いていますねえ。Avast、FireFox、FolderShare、FileZilla、 Cygwin、LhaPlus、TortoiseSVN、EmEditor、Notepad++、XSAS、VMWare、OpenOffice2.1,Visual Studio .NET2005…以下気がついた点。・新しいシステムフォントは表示コードの問題はあるけど「へた字」っぽくて嫌いではない。でも色がにじんで目が痛い。・WinFS実装されてないけどクエリーベースの挙動は小気味いい感じ。でもExplorerは気軽に落ちてくれる。困る。・セキュリティ関係の処理が多いらしく、関連のUIとファイル処理のレスポンスが非常に悪くなってる。特に圧縮ファイルの展開とか。・Adminのめくら判を習慣的に押すことは、はたしてセキュリティ向上に寄与しているのだろうか?とか。・「Outlook Express」を「Windowsメール」を残してくれたのはうれしいんだけど、作成・返信しただけでえらい時間がかかるのが謎。嫌がらせ??たぶんこれもセキュリティ関係の処理?・ゲームはタブレットエディションのゲームが入っている、息子受けGood。・電源管理は悪くないけど、阿呆なのでマニュアル制御かもしれん。・タスクマネージャに加えてリソースモニタがすごいぁ��だが、このモニタリング自体の負荷が大きすぎて阿呆くさい。・Windows DVDメーカーウィザードベースじゃなくても、よかったんじゃないかと思う。かなり使えそうなテンプレートがそろっているのに、ウィザードが一直線すぎて、細かい選択とか、ディスクの容量とかの調整が全くできない。でもPicasaとかなんたらDVDメーカーとかをわざわざ使う気は起きなくなるぐらいの性能はあるなあ。サードパーティ殺し。・写真の整理EXIFデータをExplorerから直接編集したり(シャッタースピードなどの物理的情報の記録以外)、コメントタグや星などをつけられます。なんというかAdobe PhotshopElementsわざわざインストールする意味がないっす。つまりDVDメーカーと同じく、サードパーティ殺しな感じの機能。・デフラグ機能がスケジュール化された。まあ自分もタスクで設定しているけどね。でもVistaではステータスが見えない、バッチジョブの中止方法もない(とめることはできる)。でも火曜日の夜徹夜すると、深夜零時を過ぎたとたんに、ハードディスクがギリギリ言い出し、かなり時間がもったいないことに。変后��はできるけど、初心者は驚くと思う。あと企業の設備担当者は、しばらく「��うして水曜日深夜の電気代だけこんなに高くなるんだろう?」と疑問に思うかもしれない。・どういうわけか長時間使用(数日)、FireFoxでタブをたくさん開いてたりすると、めちゃくちゃ動作が重くなる。デフラグ以外の何かが動いているっぽい。というわけで思ったよりかはまともに使えそうなOSです。でも「WindowsXP SP3」と名づけたほうが受け入れられそうな感じも。グラフィックス関係はこれから試しますよー。