スマホゲーム開発および、日本初のVRに特化したインキュベーションプログラムを運営する株式会社gumiが、IVRC2016およびLaval Virtual ReVolution 2017にスポンサー企業として参加することが決定いたしました。 (★インキュベーション=孵化。起業支援。ポケモンGOにおける孵化装置のこと!) 國光さん、ありがとうございます! IVRC学生の企画が世の中で話題になるだけでなく、それが産業になり、社会に根付くといった流れができるきっかけになると良いと思います。これはIVRC2001年のころからの悲願でした。 またVR作品デモの国際公募展「Laval Virtual ReVolution」へのスポンサードも大変意味があるものと考えます。 Laval市はフランス西部・ロワール地域にある人口12万人程の中規模都市ですが、フランス政府が推進する価値創出ブランド「French Tech」のAR/VRにおけるスタートアップ支援都市に名乗りを上げ、選出されています。毎年春に開催される「Laval Virtual」には15,000人を超える参加者が集まり、EON RealityやHaptionなど数多くの老舗VR関連企業やスタートアップ企業が本社をLavalに集結させています。 https://www.youtube.com/watch?v=_5wlniRQgvQ Laval VirtualはSIGGRAPHと並び、日本からの研究者が多く発表する場ですが、フランス・欧州における日本への注目は大きい一方、日本からの投資プレイヤーはほとんど知られていない状況です。今回の協賛参加が大きな架け橋となることを期待します。 なお、Laval Virtual ReVolutionはIVRCおよびACM SIGGRAPH Emering Technologiesとも提携関係があり、お互いの優秀作品を交換しています。 ReVolution 2017は「TransHumanism++」というテーマで作品を募集しており、超人スポーツ協会もプログラム協力として参加しています。

株式会社gumiは、このような国際的な舞台でのVR作品招聘交換、ひいてはそれに関わる学生さんや若いクリエーターの世界のステージでの展示支援を間接的に行っているということにもなります。 ここに感謝の意を表し、株式会社gumiの活動をご紹介させていただきます。 —-以下、IVRC参加者学生向け通達より— IVRC 参加者の皆様, IVRC協賛企業の一つ,株式会社gumi様からVRへの取り組みに関する紹介を頂きましたのでお送りします. ~~ここから~~ 当社グループのVRへの取り組み (1)社内でのVR事業の立ち上げ -『ファントム オブ キル ―SHOUT ZERO VR―』と題して、2200年の荒廃したトウキョウに入り込み『ファントム オブ キル』の地上世界をバーチャルリアリティ(VR)で疑似体験できるイベントを「渋谷PARCO 公園通り広場」で開催 - VR技術で『ファントム オブ キル』の地上世界の中に入り込んだような感覚になれるバーチャルリアリティー体験をすることができる (2)Tokyo VR Startupsの運営 - 日本初のVRに特化したインキュベーションプログラムを運営 - ゲーム業界及びエンターテイメント業界を代表する経営者がメンターに就任 - プログラム参加チームはTokyo VR Startupsより資金提供を受け、 6ヶ月間(2016年1.6月)のプログラムを通じて、VRプロダクト・サービスのプロトタイプ開発を行う - 第1期プログラムでは5社が採択され、6月29日(水)にDemo Dayを実施 TVS第1期プログラム参加企業 1.(株)IcARus - セルフィードローン「ELFLY」 2.(株)桜花一門 -物理演算を活用したVRホラーゲーム 「Chain Man」 3.InstaVR(株) - VRコンテンツ配信ツール 「INSTA VR」 4.(株)ハシラス - 出張型VR遊園地 5.(株)よむネコ - VR脱出ゲーム 「エニグマスフィア.透明球の謎」 TVSメンター就任者(五十音順) 青柳 直樹 (グリー株式会社 取締役 執行役員常務) 秋山 貴彦 (株式会社4Dブレイン 代表取締役) 荒木 英士 (グリー株式会社 取締役 執行役員) 五反田 義治 (株式会社トライエース 代表取締役) 佐々木 瞬 (株式会社ヒストリア 代表取締役) 庄司 顕仁 (ディライトワークス株式会社 代表取締役) ティパタット・チェーンナワーシン(The Venture Reality Fund パートナー) 橋本 和幸 (NVIDIA Japan シニアディレクター・エンタテインメント テクノロジー) 丸山 茂雄 (元 ソニー・コンピュータエンタテインメント 取締役会長) 山口 真 (株式会社フジテレビジョン コンテンツ事業局長) 和田 洋一 (元 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス代表取締役) - TVS第2期募集開始 TVS 公式サイト( http://tokyovrstartups.com )にて応募概要の告知とエントリーを行っておりますのでご確認下さい ・募集期間:2016年7月1日(金)〜 2016年7月29日(金) ・出資金額:プロダクト・サービスのプロトタイプの開発に対し、TVS から約500万円.1,000万円程度の出資を行う ・募集対象:VRに関する革新的なプロダクトやサービスのアイデア、ビジネスプランを持っており、その実現のための技術力を持つメンバー(3~5チームを対象とする予定) (3)VR Fundの設立 - 2016年2月にベンチャーキャピタルファンド「VR FUND,L.P.」へ出資し当ファンドの共同事業者(GP)として参画 VRファンドの概要 - 名称: VR FUND, L.P. - ファンド規模: 上限50百万米ドル ~ 80百万米ドル(予定) - 投資地域、投資領域: 米国を中心としたVR/AR領域 - 共同事業者: Marco DeMiroz、Tipatat Chennavasin 、gumi America Marco DeMiroz Jaunt VRが2015年9月に行った65百万米ドルの調達を主導した実績を持つ。 また、PlayFirst、RacktivityのCEO、Gener al MagicのCFOの経験、その他幅広く取締役、アドバイザーとして活躍しており、VR/AR及びモバイルゲーム、ソーシャルメディアに対して豊富な経験、知見を有している。 Tipatat Chennavasin VR/AR思想、開発者のパイオニア。Rothenberg Venturesが運用する世界初のVR領域に 特化したアクセレレータープログラム「RIVER」の立ち上げに参画し、投資先の選定とメ ンタリングを統括。数々のVR関連のイベントのメンター及び審査員などを務めており、 VR/AR業界の第一人者として業界内での豊富なネットワーク、知見を有している。 共同事業者の概要 國光 宏尚 株式会社gumi の創業者及び代表取締役社長(2007年創業、2014年12月東証1部上場) 2004年に取締役としてコンテンツ制作会社の株式会社アットムービーに入社。映画・テレビドラマのプロデュース及び新規事業の立ち上げを担当。