こちらは厚木で思わずしてスウェーデン学生に「カーリング教育」をする事になった訳なのだけれど。 感じている事は概ね同じ。 日本の学生に向けてコメントしておくと、物怖じしないのは大事、将来に対して大らかである事も大事、そして男女の関わりに積極的である事も大事。 この辺りの「ちょっとした違い」が国民総生産の違いに表れている。 日本は「ゆとり教育」を通しても、管理すること/されることの合理性を捨てられなかった、とも言える。 バイキングと同じ船に乗ったら、そうはいかない。船頭多くては船が進まないから。 スウェーデン式の管理手法では常に「誰が一番強い男か」を示している必要があると思う。その事をスウェーデン学生が自身が学ぶのはもうちょっと先の事だろうな。 フランスでも「ゆとり教育」の鍵になっているのは父親の教育への関わり方。家事をなんでもこなす「めんどりパパ」を経由した上で、父親ならではの挑戦心と達観を社会に根付かせるのに20年以上がかかっている。