Greve, c'est grave!

プチフランス語講座。
「Greve」(グレーヴ) ストライキ
「Grave」(グラーヴ) 重要な問題

実はフランス全土で18日から全国ストが実施されている。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007101801000586.html
http://www.afpbb.com/article/economy/2299706/2258633

ふだんから公共交通機関など使わずに自転車中心で活動しているので、影響があるのは息子の学校ぐらいだけど、休校される様子はまだない。その代わりといってはアレだけど、息子が風邪引いて39度の熱出して学校休んだぐらい。
まあ今回は年金改革だから、教員組合はまだ様子見なんだろうな。

それにしてもパリは大変そうだな。
過去にパリ市内で数ヶ月にわたるストライキがあったときは、朝はほとんどの人が車で出勤するので、恒常的大渋滞。子供の送り迎えなんて、遅刻が当たり前。先生もそもそも時間に間に合わないし。
今回も一説では長期化する見込みらしいので、自分としては日本行きや帰国フライトに影響が出ないことを祈ります。

そういえば日本でもこんなニュースが。
■公務員に「協約締結権」付与も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=319675&media_id=2

団体交渉権ねえ…。

いままでは「公務員って公僕でしょ、そんなの必要なの?」とか他人事と思ってましたが、最近はまるで自分のことのように聞こえますね。次の職場ももちろん公務員ではなく、財団法人付けなのですが「裁量労働制」を採用しています。

つまり、何時間残業しようが、過労で血反吐はいて倒れようが、給料おんなじ。
へたすりゃ労災認定だってされないかもしれません。
一般的な企業であれば、裁量労働制を採用するなら労働基準法36条に基づく労使側双方の同意「36協定」が結ばれるわけですが、個々人で契約するスタイルの労働契約の場合、団体交渉どころか、協定も明文化されている可能性が低いですね。タイムカードもありませんから、あとから調べようにも不可能だし。
その代わり体調崩して遅刻しようものなら周囲から冷たい視線を浴びせられたりするわけで。しかも土日出勤だし。

もちろん年雇用契約なのでベンチマークの悪い従業員はそれだけで契約更改しない理由になりますし。

まあ、自分の新しい職場がそういう場所ではないことを祈りたいわけなんですが、いままさに「契約書もろもろ」とにらめっこしているわけで。
「アリー・マイラブ」のエピソードにもありましたが『雇う前は全部Yes、雇ってからは全部No!!』ってのが基本ではありますよね。ま、日本は契約社会ではないと思われているけど、大抵のことは労使契約で(守られるのではなく)縛られますね。

そんなわけなのでフランスの公務員や公社労働者ほど甘くなくていいと思うのですが、「公務員?公僕だろ?血反吐はいて働け!」とか言わないで欲しいんですよね。

せめて問題を明らかにして、社会全体が共有していかないと、サービス業とか、プロジェクト付けとか、若手とか、本来、よく働いていて、守られるべき労働者層を、旧来のステレオタイプが押しつぶすことになります。

もちろん、無駄な、削れる給料はきっちり削っていただきたいとは思いますが。公務員の場合は、まんま税金なので。