[![S5030466.JPG](http://blog-imgs-42.fc2.com/a/k/i/akihikofr/blog_import_4f56470d6cfd2.jpg)](http://blog-imgs-42.fc2.com/a/k/i/akihikofr/blog_import_4f56470d811af.jpg)

(あらすじ) 勢いに任せてボトルを振る暁彦。もう誰も止められない。 ガシガシと振りながら、我ながら、アホなことをしているなあ、とおもうわけです。 後悔しはじめたころ、だいたい20分ぐらいでしょうか、なんだか粒子のような ものが見えてきます。 調子に乗って振りまくります。 「ああ、この時間を使って働いたら2Euroぐらいでいいバター買えるよなあ」と か考えるわけです。 さらに1時間ぐらいふると、個体が浮いてきました。 「ああ、このバターを作る労力とバター喰って得るエネルギーどっちが上かなあ」 なんて、さっきガレットに大目に塗ったバターを思い出したりしながら2時間ほど。 さらにがんばってもいいんですが、終了ということにしました。 浮いている粒子をすくって濾して、塩を練って食べました。 まあ結論から言うと、ホモジャナイズされた牛乳ってことですね。 品質の均一化のために圧力で脂肪球を割ってありますので、あまり大きな塊はと れません。 その代わり、残った乳成分は脱脂粉乳として楽しめます。 はっきりいっておいしいものではないですけど。 気合いで作ったバターの味は・・・美味かったですね。純粋な乳脂肪の味です。 100%純粋なまぜものなしの乳加工品・・・って書いてて変ですけど、乳製品 の歴史というのは人間の食品加工の歴史でもあるわけです。 まあこればっかりは書いても伝わらないので気合いで試してみることをお薦めし ます。 日本ではノンホモ牛乳か、生クリームを使ったらいいという話です。 まあ普通の牛乳でも私がやったぐらいはとれるかもしれませんけど。