今週の出来事まとめ. 週の前半に,怒涛のバトン執筆を経験し,脱稿したと思ったら,今度はテーマパークプロジェクトの企画会議がありました. 前回,Simonが執筆して,私がビデオ編集したかいもあって,第一コンペには勝ち残ったようです. テーマに分かれたいくつかのパビリオンがノミネートにはあがっていたのですが,Simon入手の競合情報とすり合わせて,特に3アトラクションに絞って参加することになりました. Simonは連休明けでめちゃ生き生きしてます,頭もさえてる. 学生もチームに混ざっているけど,あまり我の強いタイプはいないので,やはりここは私がリードしていかねばならないというところ. 普段制作や演習の企画と違って,予算とテーマ,詳細,目的などがクライアントから既にきっちり決まっているのが特徴. 日本の研究室はこういった,企業チックなマルチメディア制作などは滅多にやる機会はないし,日本のこの手の企画からすると,予算はかなり厳しいとおもいます.しかし大学の研究室による制作として考えれば悪くない価格ですね(適当に想像してください). コンテンツ&システムも1発納入と,その後のメンテナンスの可能性があるものがあるのでうまく設計する必要があります. いずれにせよ面白いものを作らないといけないです.しかし日本の東京感覚で物を作ってもスカしてるだけで,おもしろくないかもしれないし. …というか日本発のエンタテイメントはデート向きにはいいんだけど,家族向とか子供向きのデザインは本当に弱いですよね. 例えば,エンタテイメントにファンタジーを持ち込む場合,普段見ている風景のほうが「CGよりもファンタジーな世界」だったりすることもあるので,どうやってVRエンタテイメントでファンタジーを表現するか,というのも課題. 他にも課題があって,盗まれない,壊れない,安くて安定,それでいて面白い仕組み.それは任天堂Wiiのコントローラとかの「どハイテク」ではなく「どタンジブル具合の発想」が必要です. 徹夜明け・睡眠不足で神がかっているので5分に1本ぐらいの勢いでアイディアが出てきます.まあブレインストーミング向きのコンディションではあるわけなんですが,息が続かない,膝が痛い. 例えば話が盛り上がって説明が必要なときに,席から白版(うちの研究室はホワイトボードよりも紙のタブローをよく使います)まで歩くのもきつい…. 議論が盛り上がったあいまに,予約を取った医者に行ったり,歯医者に行ったりしています. そして昨日,またSIGGRAPHの締め切りがやってきました. 一つ前の締め切りは涙の不参加になってしまったけど,これを逃すと,今年は坊主になってしまうのでがんばりどころ. ものすごく疲れている上に,なんだかフォーマット,ビデオの圧縮サイズとか地味なところではまり時間ロス. 私はSIGGRAPHなどに興味がある学生や研究者には必ず「一回でいいから投稿してみなさい」と言っているのですが,今回は典型.執筆フォーマット,TeX,ビデオ形式,アップロードサイズ,厳しすぎる締め切り(1分の猶予もなかった!)…自分がハマリの典型でした. そしてまとまらない構想. 不採録になったショートペーパーの内容と近いので,それを再構成して書こうにも,Postersは1枚しか書けないので,それはそれで大変です.短く囲うと思うとほとんど書き下ろしになってしまいます. 気がつけばタイムアップ,本当は2本は書く予定だったのですが,1.7本.つまり無事に出せたのは1本ということです.しばし放心. ネタ的に,発表場所を失うと,どんどん古くなってしまいますので,出せなかった内容ははやめにまとめて公開する必要がありますね…ふう. そして少し眠って,先ほど整体に行ってきました. 日本でもお世話になったことはなかったのですが,お医者の勧めで初体験. どうやらリュマチズム,日本語で言うとリウマチらしいです.慢性ではないようだけど,このまま無理をすると膝を壊してしまうらしいです. 運動もしばらく禁止,自転車も禁止. 階段は昇れるけど,降りは膝の負担が大きいので禁止. 山とかは特に注意らしいです,登れるけど降りれなくなるとか. リウマチなんて,この年齢でかかる病気ではないと思っていたのですが,調べてみると,そうでもないみたいですね,通風ではないので食事制限とかは特にないようですが,この痛みは3-4週間は続くそうです…. とりあえず保険には入っておいて良かった.