実は、マイミクのナカタニさんのゲームプロジェクト「AceSpeeder2」の開発を手伝っています。 http://www.raingraph.com/ 「AceSpeeder」というのは、知る人ぞ知る、伝説のPCゲームです。 ジャンルからすれば「SFレーシング」かもしれないですね。 「圧倒的な高速感&爽快感」と「針の穴を通すような操作性」が売りではないかと思います。 2001-2002年頃、東工大時代に研究室の学生がやたらとはまっていたので覚えていました。その後、PCショップや100円ショップで廉価版のCDが、なんと100円で売られていたのも、ある意味伝説ですね。 値段とクオリティをいい意味で裏切る作品なので、テレビなどにも何度か紹介されたようです。 さて、その「AceSpeeder2」ですが、制作快調!ということで、いくつかお話をしたいと思います。 まずメインのプログラムやデザイン全般はナカタニさんがすべて一人で2年ぐらいかけてやっています。そして、モデルデータは、私のオフィスの左斜め前にいる美大ESCANの先生、Erik Geslin(えりっく・げすらん)が作っ ています。この兄貴はモンサンミッシェルから20kmぐらいのところに住んでいるのですが、ゲーム制作の経験が長い人で、ドット絵からフォトリアリスティックな3Dまでなんでもこなす人です。 http://erikg.club.fr/ 詳細はナカタニさんの日記にお譲りしますが、4月のデザインフェスタと、Laval Virtual ReVolutionに参加決定となりました。 しかもLaval VirtualではVRの祭りだけに「特別バージョン」が用意されています。 …というか今作ってます。すみません。担当は私です。 Laval Virtualはどんなに面白くても、バイオレンスとか殺人ゲームは禁止なのですが、AS2は「美と速さ」を追求したゲームです。その辺がReVolutionの採択事由になったようです。 ヒューマンインタフェース部分はさまざまなデザインを要求されていますが、ロバストネスと、フレキシビリティに注目したものになると思います。 まあ今日はこの辺で。 明日また進展があると思いますし。