海外版マリオカートDSを吟味してみてるとこ。

PSPとちがってDSはアプリ側でネット接続が実装されているので、どこにどうWifi接続の設定があるのか探すのがめんどかった。 これでお子様が設定できるんだろうか?という疑問は、ちょうどファミコンでディスクシステムが出たときに「この磁気部分を触らない子供がいるんだろうか?」というドキドキ感に似ているような、似てないような。 フランスの夜は日本の早朝、アメリカの夕方ってことで世界につないでもぜんぜん対戦相手がいやしない。 まるで接続ミスったかとおもったよ、ネットの世界でこんな孤独感なかなか味わえない。 しばらくすると対戦できるようになってくる。 どういうマッチングシステムなんだろう? だいたい50-200勝ぐらいの戦歴の人々に軽くあしらわれる。 基本的にマリオカートは卑怯で腹の立つ走りのほうが強いので、ちょっとインターネット向きではないような気がした。 昔取った杵柄で赤亀をぶつけたら、その瞬間に切断されてムカー。 4人で遊んでたのにいつの間にか1人減っててムカー。 さらにムカムカと遊んでたら、自分が電池切れて自己嫌悪。 Wifiは電池切れやすいのか知らん。 いやむしろ3Dのほうが電池食いそうだよな。 マリオカートは「くそっこの鬼っ!!」と叫びながら鬼ごっこをするのが面白かったのだが、ボイスどころか顔アイコンも送れないこのゲームはもはやネットゲームとは呼ばないかもなあ、とちょっと極論。 しかし技術的にはこの帯域で、マリオカートみたいな高精度、高速度のレースゲームを実現しているのはえらいことである。 実際どれぐらいのディレイがあるのか試してみたいなあ。 しかしこれを遊んでいて思い出したのが、任天堂初のネットワークゲーム「ゴルフUSコース」「ファミコングランプリ F1レース」だな。青ディスクシステムに得点を保存して、全国ラ ンキングに参加する(どちらも全国100以内にランクインしてたことがありました、自分)。 今から考えたら個人情報保護とかどうなんだろう、というところだけど、販売店にいちいちディスクを持ってきてくれるので、お店としてもお客をつなぐよい仕組みだったとおもわれます(つい最近までその老舗玩具店からDMがきてました)。 まあでもこうやって開発側にいろんな経験がたまっていくんだろうな。 なんにせよ無料で遊べるのがすばらしい。      マリオカートDSが10年後も対戦できるといいんだけど。