本日、平成26年度の卒業論文執筆に関わる重要書類を研究室学生に配布しました。 もう既に卒論を仮提出している学科などもありますが、 まずは、よく読んだ上で、疑問点・注意点があれば先生に相談し、学生同士で水平展開で共有してください。 時は師走です。 年内は日数的にはあと20日残っていますが、先生がゼミ形式で直接全体指導できるのは、実はあと数日〜1日のみというところが現実ではないでしょうか。 残りは個別指導になります。 つまり、先生よりも遅く大学に来て、先生よりも早く帰るという怠惰な学生には、(当たり前ですが)指導時間を享受する時間と機会がなくなります。 各自Googleカレンダー等を利用して先生に指導時間を依頼してください。 なお、一回あたりの指導時間は「概ね30分/人」が限界と思います。先生の正気を保つためにも、非同期時間を長くして、下手なお説教を爆発的に食らうよりは、こまめに、こまめに、そして他の学生も協力し(時にはカットインしたり、協働したりして)こまめに先生の効率と心の平穏とそのもとになる睡眠時間を維持させるべきです。 この時期の卒論執筆で重要な点をまとめておきます。 ・ここまでの結果を明らかに 結果がないなら再度見直そう。先生は学生が見出してない結果を導くわけにはいかない。 ・どんな終わりかたをするかイメージしよう どうせ書くなら「爽やかな終わり方」がいいですよね。先輩の卒論を最後まで読んでみましょう。 ・結果を踏まえて追実験を指定されれば実施する “追実験”は先生の趣味や、マゾやイジメではありません。論旨を完成させるために必要なので、方法を提案しています。 ・追実験に新4年生の協力を求める 知っているようで何も知らない彼らは、よき被験者であり、実験オペレーションマニュアルは論文執筆を加速させ、2月頃の引き継ぎの手間を大幅軽減します。 ・追実験から結論→再度論文要旨を見直し 追実験は妄想レベル以下だった結論を強化し、トンネルの出口を掘り当てます。今こそこのトンネルの全長を測り、名前をつけるときがきました。 ・12/25頃にあるであろう研究室の大掃除前に目標ページ数に達成 大掃除なんてやる暇ないと思うかもしれませんが、区切りもつかないと効率悪いですし、大掃除が始められませんし、掃除前にやっておかないと、実験器具やデータを撤去されると危険です。少なくとも新規実験は終わらせてデータやソースや原稿を二重三重にバックアップしておくべきです。 ・ページ数達成後、校了・提出まではだいたい6回ぐらいの添削が入る 毎年の提出ファイル名に、SotsuronFinalV6.pdf というファイル名が多いことから推測できる値です。 ・細かい修正点がないよう、配布した執筆要領を見直す 先生の添削エンジンをそこまで信用しないでください。 ・先生のキューが長ければ学生間で見直す ただキューを待って駄話しているぐらいなら、分散処理してください。 ・”GoogleDrive卒論シート”で共有 企業秘密です。 ヒューマンインターフェイスなのかヒューマンインタフェースなのかヒューマンインタフェイスなのか。エンタテインメントシステムなのかエンタテイメントシステムなのかエンターテインメントシステムなのかは、先生に間違い指摘されたり口伝で聞くよりも共有辞書作るのが一番です。 ・お互いを高めあって楽しい雰囲気で乗り切る。 先生も学生も、時間の浪費(集合遅れ,無断欠席)や瑣末なミス(添削指摘反映忘れなど)でヒステリシスを生まないよう配慮しましょう。 特に卒論執筆において「自宅作業」は幻想です。 しっかり冬休み取りたければ(カレンダー上はどう考えてもそうなる)、いま時間の借金をゼロにしておくことをお勧めします。 さいごに…卒論執筆は、今までの論文と違って、先生は共著ではなく、指導教員です。 ある時は二人三脚ですが、歩調を合わせるコミュニケーションが取れなければ、学生にとって「引き摺られて痛い…/引き摺って重い」ということにしかなりません。 学生も先生も常にお互いにリスペクトを持って、丁寧に残された時間を積み上げてゴールを切ってくださいね! 先生は 「うーん、この卒論は面白いね…素晴らしい!」 って言いたいんです。 言わせるように無理せず、リラックスして、頑張りましょう。 グッドラック! ^_^b