海外から2つのプロジェクトを紹介します。
1つめは、カルマンフィルタを使ったジェスチャー認識プロジェクト。
[http://www.wiigee.org/](http://www.wiigee.org/) いままでもAiLiveが機械学習を使った方法を実用化していたわけなのですが、公式のミドルウェア製品と、論文や学生レベルのプロジェクトでこの種の話題が出てきたことは非常に意味が大きいです。
信号処理や機械学習を勉強するのには最高のテーマですよね。
論文をナナメ読む限りですがWiiGeeプロジェクトでは□、○、Roll、Z、TennisといったWiiRemoteの振りから、HMMを用いてジェスチャー認識を実現しています。
2つめはこのサイト。
[http://www.wiimoteproject.com/](http://www.wiimoteproject.com/)
いままではWiimoteハッキング関係の情報ばかりだったわけですが、
ついに「こんな事できたらいいな」といったプロジェクトを集めるポータルが登場。
特にホワイトボード関係のスモールビジネスがサポートしているらしく、赤外線関係が充実しています。
こうなってくるとWiiRemoteプログラミング新世紀の幕開けを感じますね。
今までは、赤外線も加速度も「取得できる→アプリ」だったわけですが、
「取得→学習/信号処理→アプリ」といった流れになると、
ぐんぐんと応用の幅が広がってきます。
早く脱稿せねば。