今日の話なんですが。 自サイトを通して とある日本人の研究者から 私の博士論文について お問い合わせがありました。 こういう問い合わせがあること自体、 自分の研究に価値がある、かもしれないということだから 自信を持たねばならないのだけれど いつもボロボロになりながら論文書いているのに加えて、 博士論文のときは特に魂削りながら書いていたので、正気の沙汰ではないわけで。 その前後にあったことといえば、 ハードディスクが消し飛んだり 長年使っていたメールスプールがふっとんだり、 長年かわいがっていたウサギが不注意で死んでしまったり 子供が産まれたり。 どれもこれも博士論文のせいではないのですが、 間接的には関係の深いことばかり(順不同)。 ああ思い出したくない。 今となっては博士論文も、それほど恥ずかしい内容でもないように思うのだけど。 内容的にも5年も経ったらずいぶん改訂しなきゃならないところもあるよなあ。 そのあと任天堂がWii出してRevolutionしているあたりも盛り込まれてないからなあ。 あでも、革命前夜の予言めいたことは書いてるなあ。 ところで、 博士論文をネットに置いている人ってあんまりいないように思います。 情報科学の研究だと論文という論文はすべて、ネットに置いていたりする人が多いのですが、そういう人でも博士論文は公開していなかったりするし(海外含む)。 まあ国会図書館には収蔵されているわけですけど、博士を持っている人だけにわかる気恥ずかしさと権利行使といいますか…。 それにしてももう5年ですよ。 『博士は5年で紙屑になる』 なんて話もある訳なんですけれど。 息子が6歳になるわけです。 確か当時のデータだと7歳以上において『不思議と感じる>面白いと感じる』って現象があるんだった。 ということは 息子のファンタジーな世界とも、 もうそろそろおわかれなのかぁ。 5年も経つわけだ。