某国内(有名・工学系)学会から依頼を受けていた査読を たったいま終わらせました。 今日締め切りなので、21時間ほど前倒しで提出です。優等生。 Webシステムで記入した査読結果を読み返してみると、 提出された論文のボリュームに対して、改善要望項目のほうが多い気も。 例によって愛ある査読をしてしまいました。忙しいのに。寝る間も削って。 まあでも査読ってまじめにやるの、大事です。 実は今回の査読は感慨深いものがありました。 とある先行システム(他者)に対する改善システム評価(著者)なのですが、 その先行システムの論文の査読にも関わったことがあるという…。 私の記憶では依頼を受けて、あまりに忙しかったのと、諸般もろもろの事情(著 者と近い位置に居た)で、読むには読んで、最終的には受けなかったのですが、 今回の論文はその論文をみっちり読んで、対抗システムを提案してきているわけ です。 つまり、もし、仮に、最初の論文を私が査読していたら、その査読の甘さを被る のは私自身だった、ということになってたかもしれない、ってことですね。まあ それ以前に執筆している研究者が一番大変なはずですけど。 しかも提案システムがド・ハイテクではなく、そこそこに「やればできそう風 味」なので、こういうときは開発だけじゃなくて論文の執筆も含めて、手法や評 価の硬さが重要になりますし。 ま、いいや。終わった終わった。 さあ寝よう。 ああ、あと国際会議(SIGCHI系)が1件残ってる…。 ほかにもいろいろ残ってるー。 最近査読依頼が回ってくる論文はWiiRemote系が多いです。 自分のかかわった論文が落ちても査読だけは回ってくる。 さっさと読んでしまいたい。おもしろいかもしれないし。 あー。 でも寝よう、睡眠時間3時間切っちゃうし。