明日、最終面接です。 あんまり細かいこと書くと、どこに受けに行くのかすぐにばれそうですが、とり あえず本決まりになるまでは秘密にしておきます。 いわゆる役員面接なので、落ちる可能性は低いでしょう。 「尊敬できる役員か」を見極めて来ます。 良い結果を楽しみにしていてください。 さて、その就職先ですが、 ヒントとしては… ・勤務地東京です ・研究者ではありません  ある意味、「真の科学者」ですが、研究者ではありません。 ・土日休みではありません …これでわかる人は同業者かもしれませんね。 (といっても本当の意味での同業者は滅多に居ませんが) まあ、いずれにせよ、私の将来を案ずる人々には「ああ、なるほど」というポス トにつけると思います。 もちろん不安はまったくないかというとそんなことはまったくありませんが、民 間企業や今日日の大学ポストと同程度。 いずれにせよ「日本の未来を変えていく職業」であることは間違いないです。 期待で胸が高なります。 それはそうとして、これからいろんなものを探さなければなりません。 ・住居 ・通勤経路 ・ナルの幼稚園 ・嫁の就職先? どれも複雑に絡み合っていますので「安ければいい」というものではなさそうで す(「近ければいい」という要素はある)。 ひとつ気になっているのが「ナルの幼稚園」です。 彼は物心ついたときからフランスの教育を受けてきました。 日本語とフランス語で生活しています。 日本には1度だけ帰ったことがありますが、日本語を喋る友達はいませんので、 一人遊びをしているときはフランス語を喋っています。 加えて、最近の日本の子供たちの文化との違いに驚いています。 おそらく、ナルは友達から、以下のような行為を受けたり見たりしたことがあり ません。 ・汚い言葉を吐かれる ・いきなり殴られる ・殴られたら殴りかえす子供 ・大人に反抗したり暴力を振るう子供 ・いたずらをして逃げる子供 ・テレビゲームの話題全般 ・テレビの登場人物に関する話題 ・テレビの芸能人がやっているジョーク、ものまね ・「アンパンマン」関係 ・「正義の味方」関係 バイオレンス、キャラクターマーチャンダイジング、不道徳…加えてフランスと 違って学校ではないから「自由遊び」だけ、10時から14時という短い保育時間、 さらに無料ではない日本の幼稚園・保育園。 そのまま日本の幼稚園・保育園に入ったら、言葉が通じないだけでも虐められる 要素たっぷりなのに、物理的・精神的ダメージはとても大きいと思います。 だからといってアメリカンスクールに入ったからといって解決する問題は少ない ようにも思いますし。 せめて、善悪の判断がすこしでもついて、野生児化しない環境においてあげたい と思います。 そうでなければ、家で保育していたほうがまだマシかもしれない。「虐められる 社会性」が身につくだけですから。 いずれにせよ、親の財布には痛いのですが、多くの場合、子供の幼稚園のために 職場や住居を変えることは難しいでしょうから、これはチャンスなのではないか と考えています。 そう考えなければやってられませんし、 何よりナルの今までの苦労が無になってしまいます。 (もちろんフランスでも3年間苦労し続けてきたので)