正確には休んでただけでは無いんですけど。 「最終ログイン5分以内」が常態な私にとってmixiに10日ちかくアクセスしない なんてなかなか無かったわけなんですが。 なんかもーいろんな事がありました。 基本的に論文書いていると、その間の雑用は完全停止するのでメールもほとんど 見ない(見ても脳内スルーしてしまう)し、脱稿するとそれはそれで怒涛のような 雑用やメールへの返信をこなさないといけないわけなんですが、今回はそれもき つかった…。 いちばん大きかった出来事フランスの学校特有の「スキー休み」ですね。 いちおう今年は1週間とることにしたんですけど、結局月曜朝のゼミとかは自分 が立ち上げたので参加してるし、平日の半分は家で子守しながら仕事したり、査 読したり、かいせい君と秘密のプロジェクトをすすめたり、PC修理したりして過 ぎてしまいました。週末は数ヵ月前から企画して(貯金して)やっと行くことが できたディズニーランド・パリ(旧称ユーロディズニーランド)に行ってきまし た。時間があればこのへんもBlogに書こうとは思いますが、たぶんないです。ス ペースマウンテン・ミッション2(どぅ)が素晴らしかったです。妊婦と4歳児 連れなので一人で乗ったんですけど。 いちばん痛かったのは休みに入る前の某上司でしたね。 完全に荷物の整理を終えて鞄を抱えた状態で 「じゃあこれからバカンス入るから!」 と言いつつ、絶対にOuiと言えないような仕事を投げていこうとしました。 あんまり詳細は書けない、とあるエンタテイメントシステム企画の話。 「獲りやすいけどデスマーチになるのが判ってる企画2件」と 「現状のステータスは良くないけど、小さくても成功できる企画1件」。 私なら絶対後者をとります。 ええ、バブル世代後の昭和40年代後半生まれですから! (それはともかく) デスマになるのが判ってて、さらに自分以外にそれをドライブできる人間がいな いのも自明で、もし自分がそこで出来のいい企画書なんて書いてしまったら、ど うなりますか?私は絶対Nonですよ。 そんなプロジェクトにつき合う暇があるなら、OLPCでも手伝ってた方がよっぽど 世の中のためになります。 いや、自分の企画を集中して作ってた方が、絶対自分のためにも研究室のために もなるだろうし。 ともかく、 『もし無理矢理その企画すすめようってなら、わたし降りますから!』 というメールだけは送っておいた。 その後フォローらしきメールが彼のスキー旅行の出発前に送られてきたけど、無 意味なやりとりだよなあ…。せめて1時間でもまともに話し合えるなら、妥協の しようもあるけど。 「上司は信頼を1ポイントうしなった!」 という感じ。実際マイナスですけど。 前回の論文も名前、意図して連名しなかったし。 次の意志表示は「机上整理」だな。引越しの準備とも言う。 さらにぶっちゃけた話を書くと、その前後に、某仲良くしている制作会社N社長 から具体的な金銭も含めた「その後のオファー」をもらってしまいました。 まあ前から雑談程度には進めていたんですけどね。 『嫁と相談させてください』 ということにしておきましたが、先方は「4月までに決めたい」という話。 相手は悪い会社では無い、というか交渉と条件次第では今よりずっと快適な職場 でトータルでは良いオファーだとは思うんですけどね。 社長が大工の頭領みたいなキャラだということが最大のリスク。言語やスキル、 タスク的には問題ないけど、就業というスタイルをとるかどうか…。 それにこんな風に、半分以上ボランティアでいろいろできるのは私がテンポラリ とはいえ、アカデミックポストで、給料が日本国民の税金から支払われているか らなんですから。感謝です>JSPS。 どこかのサラリエになったらそうは行かないよな。 さらに日本のサラリーマンになったらもっと制約きついし。 Blogだって自由に書けない職業もいっぱいあるし(前職とか…)。 今みたいに家族や子育てに時間を費しつつ思索に興じたり、新しい技術や言語を 学んだりするのも相当な苦労があるだろうし。 給料、たとえば「安定した高収入」なんてのは貰えればそれはそれで嬉しいんだ ろうけど、日本の場合は「それと引き換えに…」というワーキングスタイルが多 すぎるからなあ。 それに「働くためのコスト」も馬鹿にならないし。 そろそろ自分のキャリアについてもまじめに考えないといけない年頃だし。 収入、正確には総資産を追求するなら、例えば投資に頭使ってた方が「アホな上 司」とかに殺意を抱かない分、気が楽だし。 何の結論も出てないんですけど、就職活動は継続中です。 あ。第二子の性別わかりました。 どプライベートな話なので今はBlogには書きませんけど、気になる人は訊いてく ださい。 というわけで、ご心配お掛けしましたが とりあえずこれから復帰したいと思います(いろいろ)。