MNRVからJAIST宮田研にスタージュ(インターンシップ)していたGillが無事、研修を終えて戻ってきます。 宮田先生からは非常にいい感想をもらっています。 研究室にいい影響を与えた、というのは非常にいいよい仕事をしたのだと思います。 色々大変だったとは思うのですが、そこは若さで切り抜けたのでしょうか。 そのうち聞いてみたいと思います。 さてところで今年は私のところにもスタージュ学生がいました。 ESIEAの学部学生なので、修士の学生よりは短く、卒業要件でもないし厳しくはないのですが…。 そしていま、彼のレポートを読みながら採点をしています。 参考までに引用しておきます。 Aspects humains 人間面 Relations dans l’equipe et avec les partenaires チーム内やパートナーとの関係 . presentation ponctualite 時間に几帳面か . communication コミュニケーション . collaboration, implication 共同作業と連携 Caracteristiques du comportement 態度の特徴 . dynamisme, ardeur au travail 活力、仕事への情熱 . initiative 率先性 . autonomie, confiance en soi 自立、自信を持っているか . adaptabilite 順応性 Aspects intellectuels et technico-scientifiques 知的・科学技術面 . rigueur, methode, souci du fini 正確さ、方法、終わったかどうかへの配慮 . qualite du raisonnement 論証の質 . esprit de synthese 総合思考力 . connaissances par rapport a la mission confiee やり遂げた任務のレポートを通した理解 まあこれだけ項目準備してくれると評価するほうも、思い込みとかを排除できていいですし、「ここがもうちょっとよければね」という学生への要求を具体的に発見できますね。 フランスの教育界はこの手の方法論が確立していて助かります。まあその弊害もあるとは思いますが、日本は事務方の「様式美」と教育の「方法論」が同時に成立してない世界なので。 ま、実際には先生や企業の担当氏は結構甘い点をあげるみたいです。 私は点が辛いと評判なので、気をつけねば。。。