ついにGoogleがYouTubeを買収しましたね。 おいしい芽は早いうちに摘みましょう、ということですね。 (それでもずいぶんと収穫期に入ってしまったとは思いますが) Google To Acquire YouTube for $1.65 Billion in Stock http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/google_youtube.html 関連ニュース。 http://japan.cnet.com/column/somethingnew/story/0,2000067121,20265929,00.htm http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20265948,00.htm http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/10/10/13557.html 16億ドルのGoogle株式交換かあ。約1600おくえんん。 これって思うに、IPAとか通産省とかがシグマ計画とか第5世代コンピュータに投資した金額の倍以上だよな。 米国の国防省がらみでないプロジェクトで、しかもミレニアム法まっただなかで映像著作権の取り扱いが難しい時期に、しかもGoogleがGoogle Videoという対抗サービスをやっていたし、他にも似たような ことを考える人はたくさんいた上に、技術的にはFlashVideoという何のひねりも無い他人のコアテクノロジーなので、ゲリラ戦を巧く戦ってで勝ち取った成功だよな。YouTubeは2chユーザにも感謝しないと。 でも私がYouTubeのコアのエンジニアだったら、今すぐ現金つかんで高飛びするなあ。 でもってtorrentのネットワークで著作権管理が比較的緩やかな映像ネットワークを構築するかも。 さらば第二世代YouTube。Google Videoと統合されて、インディーズから一大企業になって、固い著作権管理とユーザ情報収集に励んでくれ。 (すぐにはそうならないと思うけどね)

おまけ。

A Message From Chad and Steve http://www.youtube.com/watch?v=QCVxQ_3Ejkg

そしてYouTube氏(Steve Chen) http://www.youtube.com/profile?user=YouTube

おもえばビジネスモデルが謎のまま、買収までたどり着いたんだよなあ。 創業者の顔も名前(Steve Chen,Chad Hurley)もほとんど知られてなかったしね。

めでたしめでたし。