CHAI 3D

Linux(ubuntu)快適過ぎる。 機体はNEC Lavie RX(LR500/A)なのですが、

  • X-Windowでフル解像度が出る  ATIのドライバはまだ入れてません
  • FireFox,ThunderBirdがスイスイ
  • OpenOfficeも起動速すぎ  しかしMS Officeと互換性が…役所の書類はフォーマットがうるさいから.docで配布されている書類を使っているのですが、ことごとくスタイルが崩れてA41ページに収まってくれません。でもそれぐらいなら、WinXPに戻る理由にならない…。
  • 再起動は面倒だが、実は解決方法が。  WinXP
  • ハイバネーションと無線LANが片付けば…。  hibernationを辞書で引いて気がついたんですが、これ「hiber」ってラテン語・フランス語の「冬」って意味ですね。まあ “hibernation”で”冬眠”って意味なんですけど。これは再起動がめちゃ速いので元から期待していた機能ではなかったのですが(なんと起動から文字入力開始まで1分以下!)、WinXPを休止状態にしておけば、WinXP休止→ubuntu起動まで2分とかかりません。  それから無線LANも解決策が見付かりそう…とりあえずドライバらしきものは見付けた。

それはそうと、普段Windowsべったりで、なかなか試せないものをいろいろ試してみようと思います。

まずはHaptics関係で「CHAI 3D」。 http://www.chai3d.org/

SensAbleのPhantomで使えるいろんなデモがあります。実はSensAbleが配っているものよりもすごいものもある。

Linux版が最近公開されたのでビルドしてみましたが、3つしかデモがありませんでした。Linux版のPhantomがあればいろいろ遊べるのかもしれませんが。

ファイル入出力(3ds)なども装備しており、全てクラス化されています。SpringHeadに近い感じかもしれません。 なお衝突判定関係は結構な量があります。自由形状が扱えるかどうかわかりませんが(メッシュビューワがあるからたぶん使える)、ナノテク関係のフォースフィールドのデモがあるところを見ると、ハックしてみる甲斐はあるかも。

コンパイル時の問題を発見したのでここにまとめておきます。 http://akihiko.shirai.as/modules/bwiki/index.php?CHAI3D (glu.hのincludeを間違えているという小さなものですが…)

chai3d.jpg


OpenCV

『GPUVision』の世界最大のライバルといえば「OpenCV」でしょう。 というか「ライバル」とか書いちゃうと『大きく出るなよ!!』とか野次がとびそうなぐらい、プロジェクトの大きさに差があります。

とりあえず最近はNAIST千原研のwikiが非常によい感じなのですが、 http://chihara.naist.jp/people/2004/kenta-t/OpenCV/pukiwiki/index.php?FrontPage

Linux関係の情報があまりなかったのでまとめてみました。 http://akihiko.shirai.as/modules/bwiki/index.php?OpenCV

とりあえずライブラリのビルド→インストール→サンプルのコンパイルまではうまくいきました。

ウインドウ関係のAPIも全部ラップされていて、main.cにあたる109行ほどのC言語のプログラムで、これだけのことができてしまうとちょっと感動。

まだカメラ関係のテストは試していませんが十分遊べます。

修士のころだったら,絶対これでゲーム書いてそうだ…。 こんなライブラリがマルチプラットフォームで動くなんて素晴らしいですね。PDAへの移植にも使えるかもしれないし。

それにしてもOpenCVの解説書って洋書・和書ふくめてもないんですね。 マニュアルはたしか、とっても分厚かったと思うけど…。 出版企画が降ってきたら協力しますよ、とか言ってみる。

OpenCV_morph.jpg