ubuntuに転ぶ

日本を出る前に買ったNEC LaVie RX(LR500/A,通称?量産型ドム)にはWindowsXP Homeが入っています。 もうそろそろ11月で2年目に突入します。

先日ハードディスクを100GBに入れ換えたりもしましたが、やはり根本的に遅い!!遅すぎる!!! そして熱い!熱すぎる!!! RADEON9700が入ってなかったら、もう許せない期待です。 …というかよく、この夏に低温火傷や、HDD融解しなかったものだと胸をなでおろしているわけです。

さて、そんな我慢もそろそろ限界で、さらにいうと、新しくマシンを調達してもらったばあい、いずれにせよセカンドマシンになってしまうので、意を決してこの週末に環境移行も考慮に入れた大チューニングを行いました。

壁紙オフ、Themesサービスオフ、システムキャッシュなども全てパフォーマンス最適化設定。起動時のサービスも最低の最低まで削って、最近導入したHeloliスクリーンセーバーも削除。 レジストリもバックアップ(120MBもあった…)して、入らないエントリーはガンガン削除。もう鬼です。後には引返せません。

一通り作業は終わって、まあ、ちょっとは効果あったかしら、ぐらいの応答速度アップは見込めました。

しかし開発をしているならともかく、事務作業をしているときのこの無駄なHDDの駆動やCPU熱の高すぎは、わたしのストレスだけでなく、この期待の寿命をも縮めてしまうでしょう。

いろいろ考えた挙げ句、システfile:///home/aki/Ubuntu-tan_01-800x600.jpg ムリストア用の8GBの領域にLinuxを入れることにしました。

普段からこんなこともあろうかと、いくつかのディストリビューションは試していたのですが、使用感のよさからUbuntuにすることにしました。 knoppixでDVD起動という手もあるのですが、大画面のディスプレイドライバがまともに動かないので、ubuntuにしました。

心配していたWindowsとのマルチブートもGRUBで難なくクリア。NTFSドライブが読み込み専用ですが、1GBのCFカードやSMBな共有エリアがありますので問題ないということにしましょう。

いろいろカスタマイズしていたら、誤って上のメインパネルを削除してしまいドはまりしましたが…(Alt+F1で右メニューも出せるし、残った下パネルから追加すれば直せる)。

とりあえずFireFoxとThunderBirdとOpenOfficeを使う分にはまったく困ることはないですね。 4GBのext3ディスクでも特に追加したいアプリもないし、757MBの実メモリなのでSWAPもしないし、CPUファンもおとなしいもんです。

あとは無線LANが認識できて、動画編集ができればなあ…。まあいまのところ、再起動すれば動くのでいいんだけど。

あ、ちなみに画像はOS擬人化「うぶんつたん」。 もちろん壁紙には設定してないから心配しないように。 http://www.ubuntulinux.jp/wiki/X_e3_80_8cUbuntu_e3_81_9f_e3_82_93_e3_80_8d_e3_81_a8_e3_81_af_e4_bd_95_ef_bc_9f/

Ubuntu-tan_01-800x600.jpg


モテる

といっても仕事のほうね。

ここんとこどういうわけか私を必要としているプロジェクトがたくさん降ってくる。

まあその分、博士の学生と論文書いたりしているから、以前のように孤独に働いたりはしていない。

つまりフランス語で働くことになじんできたということか。

今日の例だと、VRコンテンツを制作しているNautilusのパスカルとの打ち合わせのついでに、今のポストが終わったときの話をマジモードでされてしまった。 いわゆる「学者学者した学者」(…という学者は最近あまり見かけないけど…)は向いてないので、制作系のオファーは大歓迎なのだけれど。

しばらく国際プロデュース力を磨こうと思います。 とかなんとか。


Virtual Sulky

先ほどのエントリーとも関係するのだけれど、 同じ建屋に入っているVR・リアルタイムCG制作企業「Nautilus」 (ナウチリュスノーチラス、と発音したほうが日本人にはわかりやすいか…) からもらったSulkyレースのゲーム。

Sulkyとはフランスの西のほうで有名な1人乗り・2輪の競馬のこと。 Laval Virtualではこれが、大画面、手綱つきだったわけです。

ちなみにこの手の作品を日本で展開したいパブリッシャさん、 自社のハードウェアのデモなどで使いたいという方、ご連絡ください。

Sulky.jpg

(c)Nautulis http://www.nautilus-crea.com/