キヤノンもフィルムカメラ開発終了 http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20060525046.html
社長交代後にさっそく大きな決断に出ましたね. キヤノン社内でもデジタルが劣勢だったのは,つい最近までのことなので,本当に時代の流れを感じます. 大判カメラのマミヤOPも一度つぶれてしまいましたし,ペンタックスもフィルムカメラは消極的のようですね.ニコンとオリンパスはまだがんばると思いますが,キヤノンが引くと,業界地図は大きく変わりますね. しかしこの流れだと,フィルムメーカーの利益という意味では,最後の砦はコダックと富士フィルムということになりますね. 富士フィルムは最近の「写ルンです」の品質低下(高感度低画質化)・新製品開発力低下が目立ち,気になっています. 画質が悪い,手間がかかる,高い使い捨てカメラよりは,デジタルカメラに移行しようという流れがあるでしょう,最近はPCがなくても,メモリカードの大容量・低価格・一般化でプリントもしやすくなりましたし.…というより携帯電話で写真が取れるわけですから. 印画紙メーカはデジタルプリントで,まだ生き残る道はあると思いますが,どうなのでしょうね?