JSPSの特別研究員PD(博士取得後の研究継続を目的としたポスドク資金、年額436.8万・2年間)に新しい採用枠ができたみたい。 女性にだけこういうシステムができるというのはなんだかお得な気がするけど、女性研究者支援は大きな課題だからなあ…。 ■特別研究員-RPD(平成18・19年度採用分)の募集案内 特別研究員-RPD(平成18・19年度採用分)の募集について −出産・育児による研究中断者への復帰支援フェローシップ− 日本学術振興会では、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者 の養成・確保を図るため特別研究員制度を実施しています。 この特別研究員制度の一環として、子育て支援や学術研究分野における男女 共同参画から、優れた若手研究者が、出産・育児による研究中断後に円滑に 研究現場に復帰できるよう特別研究員-RPDを平成18年度より創設しました。 今回は平成18年度と平成19年度採用分の募集を同時に行います。 例えば、非常勤研究員や任期付ポスドクは、出産・育児休業制度が適用 されない場合があるため、出産・育児に際してその職を辞めざるを得ないなど、 その後の研究現場への復帰が困難な状況にあります。そこで、本事業により このような方々が研究活動を再開するための支援を行い、多様で優れた研究者 の養成・確保を更に推進することを目指すものです。 対象分野: 人文・社会科学及び自然科学の全分野 採用予定数: 各年度約30名 *審査において一定の評価に達しない場合には採用予定数に 満たないこともあります。 申請資格: 博士の学位取得者(人文学、社会科学分野にあっては、我が国 の大学院博士課程に修業年限以上在学し、所定の単位を修得の 上退学した者で、博士の学位取得者に相当する能力を有する者 も含む)。 平成18年4月1日から遡って過去5年以内に、出産又は子の養育の ため、概ね 3ヶ月以上やむを得ず研究活動を中断した者。 日本国籍を持つ者、又は我が国に永住を許可されている外国人。 *上記要件を満たしていれば、年齢・性別は問いません。 採用期間: 平成18年度:19年1月1日から20年12月31日までの2年間 平成19年度:19年4月 1日から21年3月31日までの2年間 19年7月1日から21年6月30日までの2年間 19年10月1日から21年9月30日までの2年間 20年1月1日から21年12月31日までの2年間 *19年度は、上記のとおり申請者が四半期毎に採用開始日を選択可能とします。 研究奨励金: 月額364,000円(予定額) 研究費: 科学研究費補助金(特別研究員奨励費)又は試験研究費の 応募資格が与えられ、本会科学研究費委員会等の審査を経て 毎年度150万円以内の研究費が交付されます。 申請受付期間: 平成18年6月5日(月)~9日(金)(必着) 申請書提出方法:申請者は研究に従事する予定の機関を通じて本会へ申請書を 提出してください。個人から本会への直接の申請は受け付け ませんのでご注意ください。 選考: 本会の特別研究員等審査会で選考を行います。 ※募集要項及び申請書の様式は本会のホームページよりダウンロードできます。 http://www.jsps.go.jp/j-pd/rpd_gaiyo.html