同じくここ最近のニュース紹介、文化寄り。

■キティちゃん、ユーロ金貨になっちゃいました http://www.excite.co.jp/News/bit/00091133627612.html 泰星コインという会社が企画したらしい。というか記念コイン会社が自分で記念コイン作ったというか。 http://www.taiseicoins.com/ 住友商事も一枚かんでいると思われる。 http://www.sumitomocorp.co.jp/news/20051130_132401_seikatu.shtml

たしかにユーロコインは裏面は各国の造幣局が自由に作っていいんだけど、これは1,2Euro玉ではないから、自動販売機や街中では使えない。ただの金塊以下としてフランス国立造幣局においてのみ換金可能なのではないかと思う。 というかMonnaie de Parisはそこらじゅうの観光地で「記念コイン」をつくって売っている。日本の観光地の「記念メダル」と同じ。ゲーム業界の定義では「メダル=換金不可」ってことなんですが、一般常識としてもそうですよね?というわけでMonnaie de Parisが額面どおりのユーロに換金してくれる可能性はありますが、やる人はいないだろうな。 いちおうMonnaie de ParisのHPは引用しておきますが…情報はないです(あきらかにセンス違うし)。「ニセ通貨」とは言いませんが、買う人はそれなりに覚悟するように。 http://www.monnaiedeparis.fr/

なお、「Hello Kitty」はフランスでも”それなりに”受け入れられていますね、ただし発音は「エロ・キティ」ですが。

■新たな芸者ブーム「SAYURI」 http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/cinema/chitose/chitose051206.html 「ラスト・サムライ」といい、「SAYURI」といい、渡辺謙様は売国奴ですか? …といいたくなるような映画ですが、この世界は面白いものがちなのでしょう。ちなみにうちの学生に聞くと「ラストサムライはほんとにあった話でしょ?すごいよねえ、うつくしいし!」とマジ褒めしてます。やばいです。 やはりでも最後に「この物語はフィクションです」という英訳しづらそうな断り書きを入れてほしいよなあ。 そういう意味では「この映像はイメージです」というのもかなり難しい日本語なんだけどね。形而上表現というか…。あ、でも緊迫する日中関係にはプラスに働くかもねえ。

■Jean Michel Jarre http://www.jeanmicheljarre.com/ フランスで有名な、大画面映像パフォーマンスを駆使したロックシンガーらしい。…けどコンセプトは良いが、音楽も映像も最低らしい(ただのメモ)。