Ecrire, ecrire… 英語を習い始めたころは筆記体を書いていた記憶がある。 が、受験戦争が激しくなるにつれ、書くスピードが追いつかず、浪人時代に筆記体を完全に捨ててブロック体に移行した。 …が、フランスに住むようになって、字が読めない読めない。 筆記体でもいわゆる英語の筆記体と違う字があるし、人によってぜんぜん癖が違う。 特に複合母音とRとJと複合子音が読めません。 アルファベの発音も英語のそれとぜんぜん違うので、いざというとき本当に困ります。 で、フランス語の勉強でやたらと字を書くのと、板書が読めないので、 少しはフランス式筆記体がかけるようになってみる。 ちなみにフランス語にはブロック体とかスクリプトに値する言葉がないようだ。 graphisme, graphieといのが字体、書記法に当たる言葉らしいです。 …でどうにか…時間をかければ美しい文字は書けるようになってきた。 まあ万年筆もどきを使っているおかげもある。 しかし時間をかけねば書けないというのは、 美しく書くのに一生懸命になりすぎて授業を聞いていないという 英語の時の課題を全く解決していない。 あとはとんでもなく速くなるよう練習するか、 そこそこのブロック体交じりで納得するかしかないようだ。 ちなみにフランス語ではブロック体と筆記体の混合は全然問題なし。 慣用法だろうけど大文字と小文字が混ざるのも普通。 特に「i」「R」は区別をつけるために前後の大文字小文字と関係無しに書くことが多い。 また注意したいのが「m」であり「n」とそっくりのも維持を書く人がいる。 どうしてこうなるのかわからないが、お店のポップなどに特によく見られる表記だ。