[![Image027.jpg](http://blog-imgs-42.fc2.com/a/k/i/akihikofr/blog_import_4f563d7e0e1ad.jpg)](http://blog-imgs-42.fc2.com/a/k/i/akihikofr/blog_import_4f563d7e212b7.jpg)

アビニョン市内をぐるぐると歩き続ける。 普通に観光しているつもりなのだが、滞在が長い上に、無駄なお金を使いたくないし、予備知識無しで地図を持って歩いているだけなので本当に特に目的無しに歩いているだけである。 日本語では多分これを「徘徊」という。 さらにいうとアビニョンは小さい通りが非直角に入り組んでいるので、一度通りを間違えると、方角を見失い、どこかわかりやすい場所に出るまで数分間歩き続けることになる。また間違っていたら来た道を戻るのがセオリーだが、不思議なことに右手法などで壁伝いに歩いていると、すぐに同じ場所に戻ってきたりする。 日本語では多分これを「迷走」という。 そんなこんなで正餐(昼食)のための運動は十分である。 というか朝も食べてないから、もうあるけない。 ふらふらになりながら、目的だったインド料理店にたどり着く。 ちなみにこれは下に住んでいるネパール人に教えてもらった。 ホテルユーロプというなんと四つ星ホテルの裏にある。 なお私はフランスに着てから四つ星以上のホテルというものを見たことがなかったのだが、なんとアビニョンには「ラ・ミランドゥ」と「ホテルユーロプ」という2つの四つ星があるのだ。 私は星は5つが最高というのは伝説で、実際には3つまでしか星は与えられないのだろうと勝手に思い込んでいたが大間違いだった。 さらにいうと4つ以上は街中の道路案内看板ですら色が違う。 こんなに扱いが違うと3→4の格差は大きいだろうなあ。 で、食べたインド料理店は「並み」だった。 自分的には「星2つ」ぐらいかなあ。 まあおいしいのかもしれないが、内容の割りに値段が高すぎておなかいっぱい食べようという気がしない。 グルマンドBlogは好きじゃないのでこういう書き方はしたくないのだが、写真の通り。米にナスの天麩羅、魚のフリット、カレーが2塊、野菜の和え物にナンとコーヒーもしくはワインがついて10Euroだ。 パリのサンドニ通りで5Euro出せばはちきれんばかりの本格パキスタンカレー、 都内で2000円も出せばかなりのグレードの印度カレーが食べ放題になることを考えると 「今日のプラット」に10Euro出すのだって惜しいぐらいなんだが、 しかもコーヒーは違いの判る男でないとわからないネスカフェゴールドブレンドだったしなあ。 さらにあとで写真みてて気がついたが、この盛り付けはなんなんだ? この左側の異常な空白…。前衛的過ぎる。というか絵的に1-2品たりない。 (というか先に気がつかないあたり空腹が星1つぐらいよけいにあげている) やはり4つ星ホテルの裏なんかだと強気の値段設定でも大丈夫なのかなあ? 来たときには誰もお客はいなかったが、帰り際には欧州人が入ってきていた。 まあナンのおかげで満腹感は上々。ああカレーを値段を気にせず腹いっぱい食べたい…。