TBステーションよりお題拝借。 ってゆーかなぜ「7万円から」とか書いてあるのか分からない(原典はR25かららしいけど)。

財務省の公式ページはこちら。

http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kojinmuke/index.html

従来から国債というのは個人向けに郵便局などで気軽に買うことができた。

購入時期は決まっているが100万円とかまとまってる人は割引債で97万円で購入して、100万円で換金、都合3万円の利子がつく、というお年寄りでも分かりやすいもの。

国債は元本保証なので、貸し倒れないし、まとまった金額があるなら、よい金融商品ともいえる。

今回話題になってる「個人向け国債」はそれとは似て全然異なる。

変動・10年なので最低金利保証はされるけど、穴が多い。

一番胡散臭いのはここ。

http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kojinmuke/contents/gaiyou/index.html#4

元から流動性が高い設定の金融商品な上に、途中解約すると元本が割れる可能性がある。

図では「イメージです」と書いてあるが、元本の倍近い利息を図として書いたら、あきらかに過大広告。

ここで解約シミュレーションができるので100万円を元本にして試してみた。

http://www.kankin.mof.go.jp/

1年目から解約できるけど、ゼロだね(マイナスかも?精度の悪いシミュレーションだな)。

2年目から1万円弱の利息が手に入る感じです。

というわけで最低2年運用で0.5%程度の商品だと思えばいいわけです。普通預金よりはまし。

なお購入方法は取り扱い金融機関によるとおもいますが、10万円以上の単位が良いかと思います。

ただ、日本の国債が何に使われてるかってのは、こちらの過去のエントリーも読んでもらったほうがいいかも。

http://ameblo.jp/akihiko/entry-10002309987.html

ちなみに国債の利息についても税金払わないといけないですね。しかも20%。

利息は税金から出てるし、国債を買う義務はないけど増税みたいなもの?

でも米国債買ってるのも日本ですからねえ。

結局のところ10年債の値動きが全てを物語ってるのかも。