国際化担当委員として実行委員をさせていただいておりますIVRC(国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト)は今年で13年目を迎えます。
今年から、学生による「個人部門」というものが設立されました。
これはかつて2001年まで開催されていた「インタラクティブCG部門」の復活ともいえる部門であり、団体部門に対して、より完成度が求められると共に、特に芸術性に注目した評価を行うことが特徴です。

新設の個人部門とはいえ評価は世界レベルですから、IAMASや工芸大、SFCといった個人での個性の強い作品をお持ちの方はぜひとも参加していただけるとよいと思います。
なお作品の大きさや詳細のレギュレーションについては [email protected] にお問い合わせください。

ちなみに主催は最近法人化に成功した日本VR学会(VRSJ)と岐阜県、各務原市、そして文科省と経産省の後援を得ております。


    第13回 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト
個人部門設立のお知らせ


国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト IVRC2005では,
この度,例年の団体部門に加え,新たに個人部門を設立します.
個人部門は団体部門と同様に,学生により企画・製作されたインタラクティ
ブ作品のコンテストになりますが,学生一名により全てが行われる部門です.
この部門では,書類とビデオによる予選審査の後,展示を行う,
主に作品のコンセプト,芸術性,技術性を評価する形式になります.
皆様,研究室や有望な学生に,お声をかけて下さいますようご案内申し上げます.

●第13回 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC) 個人部門

募集期間
2005年7月1日~7月25日(公式Website上)

第一次審査
2005年8月25日(日本科学未来館(東京・お台場))
団体部門表彰式内で,結果発表が行われます.

岐阜本大会(最終審査)
2005年10月28日・29日(テクノプラザ(岐阜・各務原市))

問合せ先:
住所:〒113-0033
東京都文京区本郷2-28-3 山越ビル301
    日本バーチャルリアリティ学会事務局内
TEL:03-5840-8777 FAX:03-5840-8766
    IVRC実行委員会 担当 田中

E-mail:[email protected]
HP: http://ivrc.net/2005/personal/

主催:
日本バーチャルリアリティ学会
岐阜県
各務原市

後援:
文部科学省
経済産業省

開催趣旨:
IVRC とは、International collegiate Virtual Reality Contestの略で、
IVRC実行委員会(日本VR学会、岐阜県、各務原市)により、1993年より開催され
ている、バーチャルリアリティや,ロボットといった先端技術を用いたインタ
ラクティブな作品のコンテストです。
2004年度からフランス Laval Virtual のコンテストにて優秀な成績を収め
たチームを招待し、国際化を志すことから、英語名称を「International
collegiate Virtual Reality Contest」へ改称しました。

このコンテストの狙いは、参加者がインタラクティブ(相互作用的)なシステム
を企画し、デバイスを自作したり、コンテンツを作り込んだりすることで、イ
ンタラクティブ技術を深く理解すると共に、より身近なものと感じる様になる
ことにあります。

コンテストは,企画書審査,プレゼンテーション審査,東京予選大会,岐阜本
大会からなりたっています.企画書審査において実現可能性・新規性・インタ
ラクティブ性を評価し,プレゼンテーション審査で学生自らが口頭で説明する
ことにより製作費を勝ち取り,製作期間を経て実機展示を行うシビアな内容で
す.
過去の優秀作品は,米国で開催されるSIGGRAPHや,仏国で開催されるLaval
Virtual で展示を行うなど,世界的にも注目されています.

参加費等:
企画書審査の審査費として1000円