サイトのメンテナンスついでに、2003年頃書いていたBlog的なものやレポート をwikiに移植しました。

※赤字のところが今日の**突っ込み**です。 [**Part 1**](http://akihiko.ameblo.jp/entry-a40a02effecf5afafb100610326ceb87.html)の方が古い投稿です。

予習講義確定情報

9/1~3に行う予習講義の確定情報です.

日時:2003年9月1~3日 3・4限場所:新館6F デジスタ(Windows2000)

内容:HTMLとMacromedia Flash基礎編

全6コマの内容です.

後期の「メディア情報機器演習1」の講義準備として行いますので,演習環境や資料などは必ずしも完全に揃っているとは限りません.

また単位はありません,そのかわり出席もありません.

利点としては,この講義を受けておくと後期の授業の理解が深まる,課題提出が楽になる,といった点ですね.

後期の授業は座席数に対して希望者が多数になることが予想されますので,積極的に実習したい学生は参加してください.なにかいいことがあるかも?

希望者は先生宛にメールするか,期間中,直接教室に来てください. 9/1,2がHTMLで9/3がFlashになると思われます. Created at:2003/8/29

こんな授業してたんだなあ。 ってゆーか夏休みの特別講義じゃん。 給料もらえるわけじゃないのに、こんな仕事するなんてどうかしてる。 たぶん講義テキスト&資料をつくるためにやったんだな。 参加者も結構多かったように記憶している。

OutlookExpress?が開発終了

ちょっと遅いニュースになりますが, こちらによるとOutlookExpress?が開発終了するそうです.

長年使ってきたんですがねえ.これからどんなメーラーに移行したらいいんでしょう?

Outlook2003に移行っていったって,Officeの一部だしね.

Beckeyとかもいいのかもしれないが,みんなが使えば結局同じことだし.

やっぱり自分でつくるしかないのかな….

IMAP,Hotmailがオフラインで使えれば何でもいいんですが.

Created at:2003/8/29

その後2年が経とうとしてますが、まだ具体的な新メール環境に移行してませんねえ。 Gmailを使うようになってきたぐらいか。 Longhorn環境で出会えるのかなあ。

行方不明のファミコンソフトメーカーを探せ!

写真美術館でゲーム特集をやるために,社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会が著作権者を探しているそうです.

詳しくはこちら

っていってもなあ.夜逃げしたメーカーだってあるだろうに.

ちょっと探せば出てきそうな人たちもいそうだな.

でも解散した会社の著作権ってどうするんだろう?これまた大変な問題だな.

写真美術館の企画「レベルX」自体は面白そうなので見に行きたいぞ. Created at:2003/8/29

「レベルX」その後、3月?に見に行きました。 とっても力技で集めた展示会でしたねえ。 見に行ったときは、会場の毒臭さにため息ついて、近所のスタバで長時間解毒してましたが、今思い起こすといい思い出かも。

PCを風力と太陽電池で動かす実験

MycomPCWEBが夏の小ネタを提供.

どうせやるならデスクトップじゃなくてノートPCでやろうよ.

あとハードディスクとかも徹底的に省電力で.

昔,Macのパワーブックの液晶ウラに実装する太陽電池のことをちょっと思い出した.

千石電商の地下でジャンク品扱いされていてつい買いそうになった.

Created at:2003/8/29

夏前に読むと暑苦しい話題だなあ。 (エコロジーとはほどとおいんだけど) やはりこういう企画には水着ギャルが必要なのかも。

IVRC東京大会が掲載

インプレスPCWatchさま有難うございます

特集はこちら 同日川崎で開催されていたROBO-1Jr.大会に負けないようにがんばりました.

あと9/2発売の週刊アスキーにも載るらしいです Created at:2003/8/21

ROBO-1Jr.大会の話題はリンク切れしてました。 (ってことは結果的には勝ったといえるのか…?) ニュースサイトというのは結構リンク切れをしているものですね。

メガネなし3D液晶搭載PC

シャープ、世界初の3D対応ノートパソコンを発売(WIRED) http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030912302.html

ついに公開されましたね.携帯電話に実装されていたメガネなし液晶をPCに実装するぞするぞと言われていたんですが,意外と早く情報が出てきました.

このあと東芝などにOEMされてSDK,APIなども整備されてくれると嬉しいんですが.ノートPCをもってデモして回れますよね.3Dコンテンツが.クルマの営業さんなどにも有効と思われます.

一挙にメガネなし3D映像が一般化するといいんですが.

Created at:2003/9/14

製品が市場に出て2-3年になりますが、 **「ああ、立体視ってメガネなくても出来るんだよね」** …ぐらいの話題にしかなってないのが何だか笑えるんだか、悲しいんだか。 コンテンツ不足どうこうではなくて、実は付加価値がそもそもないことに目を向けないといけないのかも。

トリビアの泉「へぇ」ボタン発売

年末商戦の目玉になりそうですね. SWFによる「リアルへぇボタン」と「へぇ子さん」を紹介.

Created at:2003/9/14

いやー(赤面)。 **タイムリーな話題って、化石化するのが速いですね!** でも久々に訪れた[「僕の見た秩序」](http://www.dfnt.net/t.html) がえらい人気サイトになっていて、同じURLのページもすんごい伸びていて、いろんなプラットフォームの「へぇボタン」が出ていたのは楽しかった。 そういえばこの時期「へぇボタン」がマイブームで、授業の課題にしたりもしたんだった。 この頃の教え子ももう4年生か~。 課題に毛が生えた程度の卒業制作とかだったら怖いなあ。

GBAがテレビ電話に変身(GameWatch?)

(株)デジタルアクトという会社が,アナログの電話を使ってGBA(ゲームボーイアドバンス)をテレビ電話にしてしまうソフトを発売するらしい.価格は13,000円.

もともとは動画圧縮やさんみたいですね.たしかにGBAは台数出ていて値段も安くていいんですが…っていうかよく考えたら通信相手もコレ買わないといけないわけで….

お子様のおもちゃじゃないよなあ.SCEEの「EyeToy?:Play」の例もあるので,あくまでゲームで勝負してほしかったようにも思います.

Created at:2003/9/14

そういやこの頃まだ「EyeToy:Play」はまだ日本で発売決定してなかったっぽいですね。 今読むと、いまいち文脈つながってないけど、たぶんゲームコンソールにカメラがついたこと自体が結構インパクトあったんだと思う。 最近で言うところの「**プレイやん**」みたいなセンセーショナル具合。 このソフトがその後どれぐらい売れたかは不明。

「メディア情報機器演習」開始時(第二週~)の席順決定

基本的に前期「情報処理演習1」の成績をもとに後期開始時(第二週)の席順を決定した.席順はA~Hによって前から順の列に対応している.

(D列は7台しか稼動していなかったはずなので7名だけ割り振ってある)

A~Hまで全て63席割り振ってあるので,I,J,K以降,もしくは欄が「x」の学生で受講を希望する場合,13:15の授業開始時に空席があれば着席してよい.その際は上位グループから優先する.

この席順は最初の課題提出採点後に大幅に見直す予定であるので,各自精進されたし(現在A~Hの学生も).

(学籍番号リストは再掲時に削除しました)

学籍番号に席順書いたアルファベットが並んでいるだけですが、やたらと長いし(席が決まってるだけで63名、履修者全体では120名超)、いまじゃどうでもいいような情報と個人情報を今更再掲してもしょうがないしね。 確かこれを割り振るためのプログラムとかいちいち書いていたような気がする。 自分が楽になるために、わざわざ苦労してプログラム書くのが、プログラム馬鹿の正直さだ。

PIXARが東大で講演,しかも無料

しらいの所属している日本VR学会からのお知らせです.急に東京でも開催してくれることになったようです,河口洋一郎先生のお力でしょう.行かないと損した気分になる,かも.

■■■VRSJ Announce VR文化フォーラムin神戸アンコール 緊急開催のお知らせ(再)        -参加費変更のお知らせー

*先日,「VRSJ Announce 2003_1110」にて,学会員&一般1000円,学生500円とお知らせいたしましたが,変更があり参加費は無料となりました.訂正版を再送させていただきます.

VR文化フォーラムin神戸アンコール 緊急開催のお知らせ

11月7日に神戸で開催されたVR文化フォーラムは、立ち見も出る盛況で、大成功のうちに終りました。とくに、米国ピクサー・アニメーションスタジオからお招きしたローレン・カーペンターさんのプレゼンテーションは、「ファインディング・二モ」「トイ・ストーリー」などで知られるピクサー社の歩みや経営戦略から最新未公開映像まで、貴重な情報と示唆に富むものでした。「神戸だけでの講演ではもったいない」「ぜひ東京でも」との要望におこたえして、急遽、「VR文化フォーラムin神戸アンコール ローレン・カーペンター講演会」を、東京大学大学情報学環で開催することとなりました。

 滅多にない機会です。ふるってご参加くださいますようご案内申しあげます。

            VR文化フォーラム 河口洋一郎、仁科エミ日時 :2003年11月13日(木)18:00~場所 :東京大学工学部6号館 2階 63講義室参加費:無料

講師:ローレン・カーペンター

    (ピクサー・アニメーションスタジオ シニアサイエンティスト)内容:PIXER and the Future of Digital Cinema

 ピクサー・アニメーションスタジオは、史上最も成功したアニメーション製作プロダクションとして現在も歩みつづけている。ここ8年間だけで、ピクサーで製作された5本の長編アニメーション映画は高く評価され、世界中で20億ドル以上の興行収入を生み出しており、アニメーション産業界のあり方や将来の方向性に変革をもたらした。今回の講演は、ピクサーのシニアサイエンティスト、ローレン・カーペンースタジオ創設前からコンピュータによるイメージ制作(CG)技術の向上に寄与している。2001年には映画芸術科学アカデミー協会は、デジタル映画製作の革命的ともいえる発明をした彼の技術に対して、オスカーを授与した。

 ピクサー社の経営戦略および組織スタイルは、映画産業界全体を見渡しても非常にユニークである。講演者自身の経験も含め、その点は詳しく触れることになるだろう。また、ピクサーの長編アニメーション映画「ファインディング・二モ」の劇場版予告編および映画の一部紹介、さらにピクサーが2004年公開予定のアニメーション映画「The Incredibles」のスニークプレビュー(特別公開)も予定している。

 長い歴史のなかで、今まさに私たちはフィルムからデジタルへの映画上映技術の変遷を目撃している。劇場におけるデジタル技術を駆使してきた映画上映は、映画鑑賞という経験に多大なる影響を及ぼすだろう。この講演では、デジタルシネマ技術が持つ数多くの可能性についての考察と、その技術が将来どう発展していくのか、いくつかの例も示されることだろう。 

 (VR文化フォーラムin神戸 パンフレットから引用)

Created at:2003/11/13

これは当初参加が無理っぽいイベントだったんですが、その後意を決して行ってきました。 レポートが後日のBlog(下のほう)にあります。

構造計画研究所がCG業界のカリスマ絶版本を寄贈

構造計画研究所がCG業界のカリスマ絶版本を寄贈

http://www.kke.co.jp/product/book_present.html

建築CAD系の老舗・構造計画研究所が「実践CGへの誘い」(絶版本)を教育機関向けに寄贈するそうです

私も若いころ読んだ本です.買えなかったので借りてぼろぼろになるまで読んだのを覚えています.さっそく申し込んでおきました. CGを光の振舞いとして記録する著者の日々の生活も垣間見えて,工学(光学)系芸術系ともおすすめできる本です.

Created at:2003/11/13

その後、このニュースを見た著者の半明氏からPIXARのイベントの件も含めて、ご連絡をいただけたのでした。すごい話だなあ。

ACM東京主催「天文学とCG技術の交流会」 ==================================================================== 11月22日(土)「シーグラフ東京 第28回セミナー」のお知らせ三鷹天文台:4D2U シアター見学会

「天文学とCG技術の交流会」のお知らせ ====================================================================

三鷹国立天文台に設置された 4D2U シアターは、4次元デジタル宇宙プロジェクトのもとに開発された、天文学の広報普及・教育と研究推進に役立つ天文学データの立体可視化システムです。 

■4次元デジタル宇宙プロジェクトhttp://th.nao.ac.jp/~4d2u/

実際には目で見ることの出来ない観測情報から、目で見える情報に転換し研究を行う天文学と、コンピュータグラフィックス技術の関わりはとても深いものです。今回のシーグラフ東京セミナーでは、三鷹天文台に設置されている三面立体視 4D2U シアターの見学を企画いたしました。

またそれとともに「天文・宇宙」をテーマにした CG 技術、立体視・ドームシアターの技術など、天文関連の方、CG関係者の双方にとって有益な情報交換会となるようセミナーを企画いたしました。人数に限りがありますが、みなさま、お誘い合せの上、ご来場ください。

主催:TOKYO ACM SIGGRAPH(シーグラフ東京) 後援:文部科学省 国立天文台 4次元デジタル宇宙プロジェクト開催日: 11月22日(土曜日)14:00 開場  ■天文台の施設見学:約30分  ■4D2U シアター特別プログラム:約30分  ■交流発表会(以下発表内容に関しては変更される可能があります)

 □AVS、可視化ソフト活用の技術と限界 (国立天文台:林 氏)  □NVIDIA Cg のレビュー(国立天文台:加藤 氏)  □スケーラブル天文CGの開発技法(理化学研究所:高幣俊之 氏)  □シーグラフの活動と天文CG/宇宙CGの世界(株式会社エクサ:安藤幸央)  □ドームプロジェクションの歴史(映像クリエータ:大口孝之氏)  □スペースシャトルとハイビジョン(女子美術大学:為ヶ谷 教授)  ■懇親会(予定) 18:00 終了予定場所:  文部科学省 国立天文台 (三鷹キャンパス)

三鷹市大沢2-21-1 (最寄駅:JR中央線武蔵境駅南口~小田急バス 狛江駅行/狛江営業所行) 「天文台前」バス停下車(所要時間約15分)  (最寄駅:京王線調布駅北口より 小田急バス武蔵境駅南口行/三鷹駅行) 「天文台前」バス停下車(所要時間約15分) 会場地図:

定 員:  先着20名  (座席数の都合で定員を越えた場合は、立ち見をお願いすることがあります。) 参加資格:「シーグラフ東京」会員、三鷹天文台職員 参加費:  会員は無料です。(会員証をお持ちください) (新年度会員で、会員証をお持ちで無いかたは当日受付にてお申し出ください) 受付方法:会場の関係で人数に限りがあります。参加人数を調整する意味で、 できれば、事前にお申し込み頂けると助かります。 当日直接来られてもお断りするわけではありません。■返信用メール(登録票) 11月21日(金曜日)正午までにお願いします。 シーグラフ東京セミナー 11月22日(土曜日) 三鷹天文台:4D2U シアター見学会に参加します。  □お名前:  □メールアドレス:  □コメント、ご要望など:Created at:2003/11/13

たしかこれはこれを見て参加した学生が、懇親会で多くのお兄さん方に激励され、 「ポケットコスモス」という作品をつくる原動力にしたのでした。いい話や。

SIGGRAPH2004参加募集要項日本語版が公開

CG-ARTS協会によるSIGGRAPH2004参加募集要項日本語版が公開されました! Http://www.cgarts.or.jp/s2004/

ここでざっくり読んでいて思ったんですが,今年はポスターセッションが新設されたりして,より学会らしくなったような?

それに学生向けの発表の場が増えているように思います.例えば,学生向けインタラクティブの発表セッション「SPICE」が新設されています.(前からあったのかもしれないけど,よく知らない)

そしてsigKIDSはなくなった,LA支部ではやるのかもしれないけど.

「学生ボランティア」も健在.ウチの研究室で経験ある学生も居ますが,いい体験になりますよ.そのときに知り合った海外の学生といまだに文通している.

というわけでみんな,がんばって参加しましょう!私も何とかしていけるように,がんばります.

Created at:2003/11/13

この年は結局、発表者としては行けなかったんだよな。 まあ数年ぶりに出張で行って、レポート書きまくりましたが。 今年もこの日本語訳はちょっと見ました。 各セクション1ページしか訳してないのが、ちょっと残念。

「日経サイエンス」にTangible Playroom掲載予定

ビジュアルサイエンスフェスタに入賞したおかげで,米国”Scientific America”誌の日本語版「日経サイエンス」に掲載されます.発売は11/25だそうです.

http://www.nikkei-science.com/ http://www.nikkei-bookdirect.com/science/vsf/

Created at:2003/11/13

日経サイエンスなんて普段絶対買わない雑誌だったんですが、このときは買いました。

[Gyration]意外に軽快な「空中マウス」

隣の研究グループが検討に使っていたので拝見.加速度センサ?とおもったらジャイロだそうだ.

かなり細かい動きも拾えていて,アイコンなども手の震えとかは検出しない.ヒューマンインタフェイス用に最適化された2軸センサ.

【英語公式サイトの技術情報】 アスキーのレビューによると圧電振動式とか.分解写真もある.個人的にはトリガを人差し指で握っている間は「意のままに」ポインタが動く感覚が,既存の無線グライドポイント系のインタフェースよりもいいなあ,と思った.距離は研究室内の環境で,軽く4-5mはいけました,が今度は画面が見えない.大画面環境とか,展示系のオペレータにはいいかもしれない.

【関連サイト】 http://www.gyration.com/

US$で$79.95-,日本ではイノテックという会社が代理店.実売1.5万円程度とか.

Created at:2003/11/18 23:07:23

これも…アスキーのサイトはURL変わってただけだったんですが、いろんな情報が「過渡的」になってて、なんだかなあ、とため息をついてしまいました。 新しい物を売るなら、もう少し腰をすえてほしいな。

PIXAR Loren Carpenter氏の講演@東大

2003/11/13 PIXAR Loren Carpenter氏の講演@東大工学部6号館 18:30- 会場は大入り満員.そこかしこに学会でよく見る顔が(って自分もか). 出発前,私のサイトのニュースを見て構造計画研究所の半明氏から「行きます」とメール. Pixar,RenderMan?の日本語解説書「実践CGへの誘い」を書いた人物をこんなイベントに誘えるなんて光栄です.

 講演は英語を聞くのが精一杯なので,以下はパワーポイントの字面をメモしたもの.内容,わかりますかね??

・Vol Livre,1980 ・1981からPIXAR活動開始 ・Star TrekII ・1984に初のモーションブラー ・Pixar fonded 1986 Steve Jobs,他 ・Pixar Image Computer ・John Lasseter他のShort Films, Reserach.非製品. ・Luxo Jr., Red’s Dream, Tin ToyはOscarを獲る ・Knick Knack, Geri’s Game もOscar獲得  nurbs patch, betier ・For The BirdsもOscar獲得 ・RenderManもアカデミー賞を受賞している. ・RenderManはJurassic Park, Gladiator, Attack of the Clones(SW), Lord of the Ringsにも使用されている. ・Pixar Animation Software ・Pixar Feature Films  Primary Business, one per year ・Toy Story 1995 ・A Bug’s Life ・Toy Story 2 ・Monsters Inc.ではファー  物理,衝突を考慮した長い毛 ・Oscar, 2001  Inventing the Digital Filmmaking Revolution ・New Building  Atriumにはスクリーン,コーヒーショップ卓球台などもある.  全部現金で買っているらしい!  Animators’ area.やっぱりちょっと変.まるで動物園. ・RenderFarm  サーバーラックには入ってなさそうだ.  場所はサンフランシスコ湾  Base Isolator(は曲がっていた) ・Finding Nemo ・The Incredibles, Nov. 2004  1930-40年代のスーパーヒーロー ・Pixar Strategy  Focus on Animated Features  Story, Story, Story  Story determined by director  Artists and Technical quality  Hire the best people  Pixar University   ソフトウェアやそのほかの技術のトレーニングプログラム  Strong Research Team ・Digital Cinema  TIのDLP ・Audience Input  Cinematrix(奥さんとやってる会社らしい)表裏で観衆が入力できる. ・Active and Passive  -Games   SIGGRAPH98のシアターで体験できたような映像を紹介  -Storytelling   Adaptable ・Near Term Possibilites  Pacing and editing  Dialog and voice tone  Camera movement and staging  A movie made for you

質問コーナー しらい:The IncredibleはPixarで初めての人間の大人を主人公にした映画だけど,どういうコンセプト?目は大きくないし.

Carpenter氏:いい質問.FF映画をみて,何故興行成績が振るわなかったのか研究した.たぶんリアルなCG人間を見ていて疲れたのではないか.リアルな人間を描きつつも,漫画的なキャラクタを表現する.

その他,Carpenter氏よりコメント 6ヶ月で$300M稼ぐというのは大変なこと.

モーションキャプチャの技術はいろんなところで使われているんだが,Pixarでは動きを観察して数式にして表現していく.

ニモでも魚の動きを表現するために,監督やアニメータに「海に潜って来い」と言った話もある.

【自分的感想】 Pixarってつくづく「変わった会社」なんだなぁ,と思います.

純粋な映像制作会社でも,一本当てたらそのあとは,それをネタにまた転々として…といった代わり映えのしない感じの仕事をしている会社は多々あるけれど,研究開発,RenderMan?を通したノウハウの普及,教育,そして映像が強いのに「あくまでStory重視」,インタラクティブにまで(氏だけかもしれないけど)手を出している…こういうのを社内の風土というんだろうなあ.しかしそれをさせる財務的な余裕も重要なわけで.

でもこんな会社ががんばって活躍し続けられる,っていうところに米国の底力というか,評価できる点を見出さずにはいられないです.

これからも子供に安心して見せられる,すばらしい映像世界を創って欲しいと思います.

Created at:2003/11/19 8:00:02

ちょうど昨日・今日と「Mr.インクレディブル」のフランス語版「Les Indestructibles」を家族で2回続けてみたところです。 カーペンター氏、いいひとやった~。 ちょうどニモが劇場公開終わって、DVDが発売直前で、インクレディブルのトレイラーしか公開できないところだったんだけど、ピクサー新社屋とか、その後発売された、ニモのボーナスディスクでも見れない部分とかもあって、本当に楽しくて凝縮された時間でした。 ちなみにインクレディブルのCGはマンガ人間の違和感ない表現と、ダッシュ君の自然物大疾走シーンが良かったッス。あとママの濡れ髪とか(フェチだな)。クルマのシーンはちょっとオモチャっぽかったが、それもまた味かも。 そういやシネマトリックスはその後、上野の科学博物館でも展示されてましたね。

ワシントン大学でVRを使ったクモ嫌い克服を研究

東工大でSPIDAR(spiderではない)という VRインタフェイスを研究している人間としては見逃せない話題ですね:-)

元ネタは大口さんよりいただいた,日経産業新聞掲載情報らしいのですが.本家を発見しました HIT-LABという結構有名な研究室です. http://www.hitl.washington.edu/projects/exposure/

CGで作ったクモに慣れさせることで、従来は

5feetまでしかクモに近付けなかった人が、2.5feet

まで近付けるようになったそうです。

別に、CGじゃなくても、オモチャのクモで十分だと

思うのですが…。

オモチャのクモだと出来がよすぎて卒倒するとか:-p

もしかして、イグノーベル賞狙いかも。

いや,大真面目でしょう. VRの研究って時にチンドン屋と間違われるから(悲).高所恐怖症のためのリハビリとかは確かに効果あるかもしれないですね.

っていうかVR世界では誰もがHandicappedになれてしまうんですが.

Created at:2003/11/19 14:41:03

その後、フォビエ(恐怖症)研究はVR研究の一角をなしてしまいましたね。 今年のLaval Virtualにも展示されてましたし。 クモ恐怖症だけでなく、高所恐怖症の測定やセラピーにCAVEや立体音響を使うという研究は、いまや当たり前になりつつあるかも。

Vodafoneアドレス変更に怒. 「J-PHONEはVodafoneに」ってベッカムや黒川智花を使った印象アップなCF流してますが,実は重要なこと全然伝わってないような気がします.

なんで「怒」なのかといいますと,職業上,学生との連絡に携帯のメールアドレスなどを書いてもらうことがあるわけですよ.で,11/11ぐらいからJ-PHONEのメールアドレスが変わるよって情報がありまして. J-PHONEのプレスリリース

学生が新しいメールアドレスを教えてくれたり,演習システムに入力したりしているんですが,その間違いの多いこと多いこと!

【典型的な例】

元のアドレス「[email protected] 」 J-PHONE東京(東京デジタルホン,懐かし)のhogeさんの例. (↑実在するメールアドレスである可能性があるので試さないこと) ちなみに正しくは「[email protected] 」になります.長い!

・誤りその1「[email protected] 」  「t.」が足りません.ほんの2文字なんだけど,携帯には大問題だね. ・誤りその2「[email protected] 」  foneをphoneと間違えるのは本家イギリスでもありそうなミス.  こんなにCM流しているのに,しかも電話使っているのに覚えていないなんて! ・誤りその3「[email protected] 」  おしい,でも間違い. ・誤りその4「[email protected] 」  日本語的発音はあってるけど間違い.

【そもそも】

 統合されるなら「vodafone.com」や「vodafone.net」を使えばいいのに.

 日本語統合とかあるだろうけど「jt.vodafone.net」とかね.

 っていうかインターネットメールの世界でわざわざドメイン名長いほうに統一される意味ってあるのか??

 っていうか相変わらず「ne.jp」なんだなあ.「vodafone.jp」もドメインは確保できているようだけど,

 WHOISによると,「j5.com」というドメイン取得会社が申請している.

 J-PHONEユーザじゃないのでなんでもいいんですが,公共の利益に反したことをしているような….

 間違えやすいドメインを取得してcatchallでメール受信すると,えらいたくさんメール来そうですね.しかも違法でもなんでもない….

【ちなみに】

 vodaphone.ne.jp は「棒だフォンサービス」という方が取得しております.  {vodapone,vodahone}.ne.jpはまだ取得されていません.Created at:2003/11/23 1:43:22

当初は、携帯でも打ちづらいし持ってる本人が間違えてるので、えらい腹たった覚えがあります。 2年もたつと、あたりまえになっちゃうのかなあ? ちなみにphoneをfoneとかつづるのはヨーロッパでは別に普通かも、と最近思う。

フリーフォント「東風」が盗用を原因に公開停止

少々遅い話題ですが… LinuxやSqueak,TeX環境などで愛用されている古川泰之さん制作によるフリー日本語アウトラインフォント「東風(こち、とよむ)フォント」が公開停止となった。

しかもその原因が、アウトライン化を行うサンプルとしたビットマップフォントが、20年前に企業によって開発されたフォントの複製だったということなのである。

無断で複製すれば、流用・盗用ということになる。今回の「フォント盗用」はプログラムなどと同様、司法判断が行われているケースがあるため、裁判になれば知的所有権の侵害に該当する可能性は非常に高い。さらに東風フォントに関して言えば、Linux等に同梱され何万コピーと配布されているものであるから、考えるだに恐ろしい。

事の概要はこちらが判りやすい http://slashdot.jp/articles/03/06/18/1054209.shtml?topic=36 http://www.unixuser.jp/magazine/hot/200308/ その後、源権利者である日立とTB社が権利を主張し、非営利使用を認める方向ですすめているが、東風フォントの製作者である古川氏は、制作・配布を停止した。 http://www.on.cs.keio.ac.jp/~yasu/jp_fonts.html 私としても古川氏に共感する。

パブリックドメインへの提供が主な動機であるフリーフォント制作において、あらかじめ権利が主張されたものへの協力は「単なる作業」でしかない。また東風の子、孫もまたパブリックドメイン、すなわち人類の知的共有財産にはならない可能性があるのだから。

事の発端となった狩野氏の発見は、けっこうドラマチックではある。 http://khdd.net/kanou/fonts/stolenbitmap.html しかも正誤表の「義太夫」の文字から発覚するとは。いつもフォントのことばかり考えていなければ、ありえない発見である。

話を古川氏に戻そう。実際に、彼が「watanabeフォントが盗用」と知ったときの心情とはいかなるものであったのだろうか?フォント制作という地道な作業の積み重ね、パブリックドメインへの提供、Linuxでの配布といった、人類共有の…、いや、純粋にフリーフォントがないばかりに日本語環境の向上が妨げられているという視点にたった有意義な活動が全て一転して「著作権侵害の加害者側に立つ」というどん底に突き落とされるのだ。

今回の日立側の対応は、決して横暴なものではなく、むしろ一般企業にしてはPDに対して理解のある行動であったと思われる。これは日立製作所自体がLinux等との関連の深いIT産業を擁しているという関係もあるからかもしれないが。

逆に企業の立場に立てば、権利物が発見された上で、それをPD(Public Domain)に供することは出来ないのかもしれない。また20年前のフォントに関する著作権意識を想像すれば、京都大学教育ソフト研究開発クラブでの使用(ライセンス関係が明らかになっていない)や渡邊雅俊氏のNTT LaTex?への移植は「盗用」ではなく「流用」と表現する配慮も理解できる点もある(そもそも最初の盗用に関しては時効が成立しているかもしれないが、知的財産に関しても占有離脱物横領が適用されるのだろうか?)。

自らの行為を「無断で複製・改造」と認めた文書をTB社に送った古川氏の純粋さは、痛いほど理解できる。

http://www.on.cs.keio.ac.jp/~yasu/first_mail.txt 氏の経験、心の痛みはPD全体の痛みとして広く理解されるべきである。また、盗用、無断借用といった行為の違法性は数十年経っても、また広く一般に使われるようになったとしてもその本質は変わるわけではなく、むしろ善意の第三者を陥れることになるという事を理解せねばなるまい。

PD化という日のあたる活動を曇らせないためにも、氏や関係者を応援したいと思う。

Created at:2003/11/24 1:25:05

別にそんなに胸を痛めなくても、その後大丈夫なバージョンが利用されるよう、 みんなでがんばったはずです(間違ってたらごめんなさい)。 でも当時はショッキングだった。
うーん、長かったけど、ちょっと面白かった。 やっぱりBlogなりは書いておくべきだなあ、時間の無駄になってそうでなってない。 また今度、2004年のもやろうっと。