きっかけは、先日の就職活動中の学生への指導と、あるお方のBlogへのコメントです。
まあ日経新聞とか毎日読めているわけじゃないので、あんまり信用しないで読んでください。
(言うまでもないですが、投資は自己責任で。)
ある学生に就職の相談に乗っていたんですが、その学生は「給料もらったら株買うぞー」と息巻いてました。
まあ気持ちは分かります。
[migbirdjpさんのBlog](http://blogs.yahoo.co.jp/migbirdjp)で「バーチャル株取引に関する」投票をやってらっしゃいますが、[結果](http://blogs.yahoo.co.jp/migbirdjp/POLL/yblog_poll_result.html?fid=198213&no=1001007) を見ると圧倒的に「これから買う」という人と「損をしている」という人が多いようです。
またきっかけになったBlogですが、 最近の若い人の株への注目に対して、
(世の中、株の本ばかり出ているけど、なぜ日経平均が上がらないのか…)
という問いかけでした。 
金融・証券会社などの総研は多分表に出さないレポートが沢山あると思いますが、私の市場や周囲の観測から見た(限られた)印象では「財務諸表も読めないような社会人一年生とかが、チャートと印象とインサイダー的情報とYahoo株価のBBSだけで投資している」ということです。
そういうのは全部、プロの株屋(デイトレ・ヘッジファンド・機関投資家・証券会社)に織り込まれていて、美味しくいただかれてしまいます。 キャピタルゲインと萌え銘柄や株主優待などが主な購買理由なので日経平均はいつまでたっても上がりません。 また投資信託も平均株価や他社の商品も上がってないのをいいことに、機関投資家は好き勝手に資金を使いまわしてしまいます。 基本的には個人投資家が安心して長期投資できるような投資環境(具体的には法律)を作らないと、サラリーマンの潜在的な借金はどんどん増えていくと思います。
そんなわけで若い人が借金地獄に陥らないよう、
「損しない防衛投資」をテーマにしてみようと思います。
なぜなら、私が今こうして海外で暮らしていられるのも貯金あってのことですし、
海外在住者は、基本的には日本の株を買うことが難しいからです。
(というわけで基本的には「他人事」なのです!気をつけて読んでください)
なお、デイトレーダなどにとって次の美味しい日は「6月10日」近辺でしょう。 初ボーナスを「手痛い勉強代」にしないことを祈ります。
続きはまた今度。