「Google AdSense狩り」というものがあるようです。私もちょうど最近AdSenseを始めたばかりだったので、ビクビクものなんですが、サイトの上部に内容やgoogle検索キーワードを頼りに、閲覧者にそった広告を表示するシステムで、クリックされると(サイトの格によって全然違いますが)数セントのお小遣いが提供される仕組みです。個人だけでなく企業サイトも利用できる仕組みなっています。

 さてその”狩り”なんですが、なんとも悪質です。「さるまん」で有名な編集家たけくまさんのblogに比較的情報が集まっていますが、どうも読んでいると以下のような条件の人が刈られているようです。

・AdSenseで30万円以上稼いでいる ・有名サイト ・(関係ないかもしれないけど)ブログがある

ブログの内容についてはあまり関係が無いように思います。

「クリックしてください」といった言葉が書かれているから、という理由でもなさそうだし、エロやグロや反社会的というのは、直接的な原因ではなさそう。

ちなみに解除通告されると、今までの稼ぎは消えてしまい管理画面にも行けなくなるそうです。

 (なので原因判明にも時間がかかる)

…というわけで、予防策ですが…

・既に結構稼いでいる人はまずは換金しましょう

・Googleではなく自分のサイトログで、不審なアクセスを監視しましょう

・やぱいアクセスがあったら、AdSenseのHTMLをはずしましょう

なんてところですね。

 ちなみに「AdSense 狩」でgoogleを調べてもまだ300件ぐらいしか出てきません。

大体話題になり始めたのが5/31ごろからです。

海外のサイトでもまだ話題になっていないようです。

おそらく日本支社が判断を行っているのではないでしょうか。

 「食いものの恨みは怖い」というか、検索サービスをはじめとして好印象の大企業Googleが個人の巨大サイトを敵に回してしまったような気がします。

これから大きな問題になってきそうですね…。