5月といえば「NHK技研公開」です。
5/26~29まで。

去年までは発表する側に近かったんですが、
今年は海の向こうなので、よだれをたらしながら
見に行った人の感想とか、発表している人のお疲れ具合とかを
見るしか出来ませんが紹介します。

http://www.nhk.or.jp/strl/open2005/index.html

個人的に面白そうだなあ、というネタは。
1. 技研が歩んだ3/4世紀
7. フレキシブルディスプレイ
14. メタデータ制作・活用技術
15. 超高速度高感度カメラ
16. ドラマ制作用ハイビジョンHARPカメラ
17. 高品質な音声合成
25. 映像・音声・言語研究の人間科学的アプローチ
26. GUIや図表がわかる触覚提示システム
28. 任意視点映像生成システム
32. 電子ホログラフィ
34. オフロード用カメラキャリア
38. 垂直磁気記録方式1インチハードディスク
39. ホログラム記録技術
42. 5倍速ハイビジョンハイスピードカメラ
43. ハイビジョン緊急パック
44. 骨伝導インターコム
45. 通信衛星用ハイビジョン送信レンズアンテナ

といったところですね、特に…

「26. GUIや図表がわかる触覚提示システム」
これは単なるピンディスプレイなのかもしれないんですが、
NHKで触覚の研究を行うというのは大きな進歩!評価したいです。

「34. オフロード用カメラキャリア」
これはまず見て「プっ」と噴き出さなければなりません。
http://www.nhk.or.jp/strl/open2005/tenji/t34.html
「セグウェイ」をカメラキャリアに使っています。
これを作った人はDirectXの教科書など書いている
ロボットカメラ関係の名物研究者で、技研の庭で実験しているのをみていました。
公開までこぎつけられたことは嬉しいです。動く姿もかわいらしいし。
ちなみに技術的にも二輪モータで大輪なので、
安定性がよく床が平らでなくても使えるという真面目な利点があります。