パブリック・アートにおける裸体像論争

美術教育と市民を考える上で面白いお題。

■公園のダビデ像「下着をはかせて」…町民が苦情
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130205-OYT1T00029.htm

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パブリックな税金での芸術に文句が出るのは
民度と文化度も関係あるだろうけど、
当たり前な気もします。
さらに記事になるまでにはいろんな確執があるような。

デッサンしなきゃ、っていう美術家も
もしかしたら何かの思想に囚われているのかも。
ここってボールが飛んでくるような運動公園ですよね、
そこまで野外射精写生を強要することでもないような気もするんですよ。

自分はルーブルで模写してましたが、
名画が見たい人ばかりで、模写している人はおどろくほど少ない。
(イギリスのほうが無料なので多かったです)

ちなみに田舎町でしたが裸体像はそんなに簡単に置かれていませんでした。
英雄とか、お姫様とか、物語の登場人物とか。
カトリック教会にも置いてないですしね。
どんな美術・芸術に対しても入場料5ユーロは払うルールで、パブリック・アートは特に厳選されていくものだと思います。

また裸体に対する子どもたちの反応は日本とは違うと思います。
ラテン系特有ですが、夏は水着とか半裸で歩いていますし、日本みたいに隠したがるところに萌えるような変態感覚もあまりない。
隠すほうが恥ずかしいんですよ、実際。

やってみたらいいけど、
たぶんダビデもビーナスも、服を着せた途端に笑える像になるし、恥ずかしさアップするはず…。

ところで家族でルーブル美術館に行ってた感想は
「なぜかみんなちっちゃいよね」
ってことでした。

これはたくさん見てみないとわからない。

しかし、裸体像でここまで脚光を浴びるなら、地方都市のブランディング、シティセールスとして使えるように思う。
男性にしても女性にしても(古式の美の観念に基づく)裸体像に対してネガティブな思想を持つのは自由だと思うし、先進的。
持って行き方を野蛮な方向にするべきではないと思う。ぜひカワイイ方法で解決を。