Vista+HP内蔵のBluetooth環境でいくら低レイヤーの実装を頑張っても、結果が 出なければ誰も評価してくれない。 まあそんな努力とはまったく関係なく、Bluesoleil最新版はVistaでガンガン動 くわけです(まいみくiketaki君に感謝)。 朝から濃霧。とても寒い。冬真っ只中。 さて科学祭も2日目となりましたが、昨日の反省として… ・とにかくシンプルなもの ・1プレイが長くないもの ・素行の悪いお子様が張り付かない ・科学に少しでも近いもの ・自分の新作でなくてもかまわない という点を鑑みて、「Wiim」という、WiiRemoteのAPI開発をしている人のサンプ ルである「Lunar Landar」をちょっと改造して追加展示することにしました。 バイブレータのエフェクトを足して、ゲームとして連続して楽しめるように完成 させただけですけど。とりあえずソースとEXEをおいておきます。 Wiim http://digitalretrograde.com/projects/wiim/ Wii Lunar Lundar http://akihiko.shirai.as/modules/mydownloads/viewcat.php?cid=6 で、「AceSpeeder2+WiiRemote」を展示しているXPSで2台同時デモという荒業。 でも回転率が上がったので、これは正解だったかも。 「JaWiiのバーチャルフェンシング」のほうは、きょう、ちょうどCMA(発表会場 の多目的施設)で、フランス国内のフェンシング大会が開催されていたようで、 客層が玄人だった! 子供からおじさんまで、剣さばき、というかWiiRemoteさばきがプロフェッショ ナル。こんなんだったら、最終バージョンに単純化する前の「上段下段左右防御 つきバージョン」も用意しておけばよかったか。 パリ方面のエスクリーム(=フェンシングin仏語)の偉い人から「Wiiでエスク リーム出すなら、ぜひ協力するんだが!君は売らないのかね!?」とか聞かれる。 まあそんな機会があれば、先に剣道を出しているけどね、かいせい君を使って。 てゆーかJSPS的にはOKなんだろうか、この手の商品化。 まあいいや。 がっちり握手して、記念写真でも撮って、名刺交換しておこう。 フェンシングのモーションキャプチャデータがほしいときは連絡ください>ゲー ム開発者関係各位 JaWiiのデータである古代エスクリームをモーキャプさせてもらったパースマイ ル氏は、この業界でもけっこう有名な人らしい。へええ。 相変わらず近所の団地から、大人の愛に飢えたかわいそうな子供たちが沢山やっ てくる。 てゆーか、キミたち子供だけで出歩いていいのかい!? そこのプロジェクタとかPCとか壊しても責任能力なさそうなんですけど!! そのくせ、とっても人懐っこく、担当の学生もほとんど、保父さんと化してい る。俺もだけど。 まあゲームでは俺にかなうはずがないけどな!! 作った人間だから当然か(大人気ない)。 ここらへんの子供はみんな、頭がゲームで壊れているのかと思ったら、いい方面 に壊れている子供が2人ほど居た。 「空手のゲームが作りたいんです、こうやって!」 といってなんか説明してくるので 『そーか、じゃあデッサン描くのを手伝ってやるよ』 といって描いてみた。 WiiRemote取り付ける角度がアレだけど、まあいいんじゃないかな。 そのうちキャラとかモードとかの相談までし始めている。 まあ頑張れ。 そこの説明してくれているお兄さんでもBAC+5とかだから、あと10年ぐらいは勉 強したほうがいいと思うけどな。 『ゲームを遊んでいるだけでなく、作ろうと思ったら、数学や物理を勉強しなけ ればなりません』 なんて当たり前のことを説明するのに、とてもいい教材(Lunar Lundar)があって よかった。 ついでに宇宙飛行士希望者も対応可能だし。 フェンシング関係の人には 『VRというと、まるで偽者をコンピュータの上に作っているような感覚を受ける 人もいるかもしれませんが、実際には、WiiRemoteをつかって、人々の剣さばき のモーションを解析するのは至難の業です。さまざまな知識が必要です。もちろ んフェンシングの知識や経験も。さらにいうと、WiiRemoteを使って、選手の筋 力や速度を測定するプログラムも作ることができます』 …といってちょっとしたデモもやってみた。 まあいろいろありましたが、疲れました。 フランス最後のデモがこんな感じで終われてよかったです。 機材も盗まれたり壊れたしなかったし。 いろいろアイディアが浮いてきたけど、実現する時間がなかなかなくて、それが 残念。 とりあえず映像はこちら。 http://www.youtube.com/profile?user=KiminoKuda