今回の公募資料は、延べ6時間ぐらいで完成。 だんだんそろえるのが早くなってきている。 やはり最初の某大の書類の多さが 逆にいい経験になったというか。 それにしても 「出来レース公募」 ってのには困る。 どうして出来レースになっちゃうのかを よーく考えればわかることなんだけど。 まあそれは致し方ないとして。 「傷つきたくない/無駄な時間をすごしたくない」なら とりあえず「全部出来レース」と思って臨んだらいいんでは。 (でも実際には「100%出来」ってわけでもないとは思う) 観察してみると、たいてい、 以下のような傾向があると思う。 (1)公募期間が異常に短い (2)変な時期に公募 (3)同じ学科に募集内容とそっくりな助教がいる 少なくとも(3)に応募するのはは危険だと思う。 もし仮に100%出来レースじゃない公募だったとしても、その人と張り合うのは 分が悪すぎる。 さらにいうと、万が一その人を蹴落とすような立派な履歴書だったとして、本当 にそこを志願するべきか。 もし仮に書類や面接に受かっちゃったりしたら? その候補者さんからの恨まれ方とか、その人が今まで気づいてきた内部での信頼 関係とか、ずたずたにしてまでそこで働けるかって話。 さらにさらに万が一、その候補者が落選した後、助教でその学科に残ったりした らどうなる?めっちゃキャラかぶりした上に、居心地最悪。先方は「良好な出世 街道を築いているだけ」なのに、周囲のふんいきめっちゃ悪。 さらにさらにさらに、その競合者と年齢近かったりしたら、もうアチャー、なん だと思う。 まあそこまで考えるのは想像力ありすぎってもんなんだけど、野生の勘が「ここ はやめておけ」といっている公募が2件ほど。 とりあえず、ノーマークで暴れ…活躍できそうな場所、ってのは自分的には重要 かもしれないなあ。 日本のインタラクティブ業界・昭和48年前後世代って それなりに熾烈な世代だからなあ。 ちなみに「出来」ではない公募によくあるのは、 (1)つい最近、該当ポストにご退職があった/ある予定 (2)応募期間がのんびり (3)もしくは、何を募集しているのかいまいち不明 こういうのは、もし「攻略しよう」と思うなら、学科ホームページとか採用の責 任者になりそうな学科主任とか年配の教授とかの過去の経歴とか研究歴とか、最 後の査読つき論文とか、修士学生の学位論文タイトルなんかを読むといいんだと 思う。 あと、その大学が研究と教育で「どっちに比重置いているのか」ってのは焦点を 絞る上で大きなファクターになると思う。 …まあ、自分、そんなに器用じゃないですけどね。 とにかくがっつり成果出して、それを書くだけッス。 ああ眠い。