週刊アスキーの鹿毛さんから見本誌が届く。 日本の年末商戦が垣間見える、いい特大号に載ったなあ。 それにしても週刊アスキーももう10年か、早いなあ。 先週末から、ずっとVirtoolsのBuildingBlock開発関係にどっぷり。 業界標準なモーションキャプチャカメラVicon用のモジュールを書いている。 OxfordのPaulなるエンジニアが書いたViconのSDKはSDKとは呼べないぐらいシンプル (リアルタイムエンジンだけかもしれないけど)。 数学もまっちょうじき、というかソースに書いてある。Vector型と例外処理が大好き らしい。 Viconのカメラはネットワーク経由でデータやステータスをやり取りするタイプなん だけど、120Hzと高速なうえに、複数からの接続を許可したTCP通信。UDPのブロード キャストとは一味違う難しさがある。 結局、マルチスレッドで解決しそうなので助かった。ソース公開ではないプロ用製品 は不思議な挙動をすることもあるので、まだ気合は抜けないけど。本当はVirtoolsの VxThread関数を使ってスレッド化したいところなんだけど、今回は時間の都合で無理 そうだな。 Crescentのフランス(ESIEA)出身新人エンジニアGillesがViconSDK関係のサポート、 JAISTの木村君が私のサポートでBB開発を手伝ってくれている。加えてNautilusの Alainが「Laval1750」(18世紀のラバル)と「Virtual Scooter」のNautilus版、コン テンツとインタフェース側をサポートしてくれている。Nautilusの社長のPascalと Crescentの社長の小谷さんは資金面・機材面をがっちりサポート。MNRV卒の AlexElAyoubiは電子回路、JAIST研修後MNRV卒業見込みのGillは帰国直後の忙しい中 ブリュッセルからADコンバータとスクーターの接続をサポートしてくれている。 なんと言うか、非常に短い期間なのだけど、スーパーチームだ。こういうのは望んで 集められるものじゃない、でもLavalだと時々それが可能になったりする。 私自身もここ数日、まともに寝てないし、家で寝込んでる嫁と息子が気になるんだけ ど、今日で勝負がつくはず。 がんばろう。 そして支えてくれている皆さんに感謝だ。