フランスVR研究の活発化

来期の修士学生むけ6ヶ月以上のスタージュ(インターンシップ)の募集がCEA-LIST-SRCI(国研)からきた。 今年は特にVR関係が多いな。 特にHaptionのデバイスを使ったものが数件、SPIDAR形式のものもあるし。

以下、自分に関係ありそうなテーマのリスト。

Interface Haptique et Réalité Virtuelle pour Nano-monde Etude et conception d’interface haptique à câbles Etude théorique et expérimentale d’une interface haptique associant retour d’effort et retour tactile Interface logicielle et matériel haptique pour la CAO dés les premières pharse de conception de produits par les bureaux d’etude Simulation interactive de modèles de coques Calcul parallèle en simulation mécanique interactive Guides virtuels pour l’assistance au gueste technique Modèle d’indexation pour la manipulation de contenux multimédia (vidéos)


SkypeIn日本番号

またとりました。

今回はどういうわけかクーポンシステムに不具合があって、しばらく有効にならなかったんだけど…。

日本から私に電話をかけたい場合は 日本の番号(050-)でつながります。 番号知りたい方はご連絡ください。

ただし、平日の午後~深夜にお願いいたします(時差の関係上)。

ところで日本語で「インターネット経由でおつなぎします」とかアナウンスが出ますね。


FireFox2

FireFox2がダウンロード開始されました。 http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/

ちょっと使ってみた感想。

  • なんかめたりっくな見た目
  • ちょっと速度が速くなった気がする
  • タブをたくさん開いて遅くなるときに警告できるようになった
  • 終了時に個人情報の削除ができる
  • RSSフィードに対する外部アプリの設定が追加

 ためしにGoogleで設定して、RSSクリックしてみたら、Googleの「マイページとGoogle Readerどっちに設定する?」なんて画面が出てきた。グッジョブ。

  • ブックマークアドオン機能

クリックするとここが表示される https://addons.mozilla.org/firefox/bookmarks/

Yahooのブックマークとの自動リンクとか、Foxmarks Bookmark Synchronizerなんかもここで入手できるみたい。

VF5・リンドバーグ・日本のCG技術

トライゼット西川善司さんのCG関係の記事ですが、今回は初の業務用CGです、しかもかなり濃密。

■3Dゲームファンのための「バーチャファイター5」グラフィックス講座 PCベースのアーケードシステムで実現される至極のリアルタイム3Dグラフィックスの秘密 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20061025/3dvf5.htm

イチャモン付けるわけじゃないんですが、ちょっと気になったところ。

  • VTFってそんなに使われてないの?
  • 波面シェーダはATIのToyShopデモにも使われてますね http://ati.amd.com/designpartners/media/edudemos/RadeonX1k.html

  • FPテクスチャが遅いのは実はnVIDIAのせいでは、とか。

そんな小さい話は別として、とにかくブラボー!な記事ですね。 やっぱり日本のゲーム会社の場合はアーティストの「匠の技」にかなり助けられるというか、支えられるというか、底力がありますね。 Gemsに載っているような方法をそのまま使って、同じツールを使えば同じような絵は出るわけですけど、業務用、AM2研の看板タイトルとしては「60fps死守!」とか「この影はダメ」とか言われるわけでしょうし。

気になるのはこの実装技術を特許化しているのか、それともオープン化したりしているのか、ってところですね、まあ「忙しいからー」ということで特許化しなかったりすることも多いわけですけど、こういう記事にするって事はある程度、知財処理は終わっているって事なのかなあ。今度IPDL検索してみよう。味噌汁シェーダとか。

というか、いま募集しているGPU Gems3に書けば良いんだよな。 http://developer.nvidia.com/object/gpu-gems-3-call-for-participation.html あ、高橋くん、いっしょにGPUVision関係書きませんか?? HLSLでよければソースは出しまっす。


失神ゲーム

またずいぶんと古くて危ないものが流行っているんだな。 調べてみると失神ゲームのやり方が書いてあるホームページは今のところ少ない…というところを見ると、いったい何を経由して流行ったんだろう?

失神させる技だけじゃなくて、気付けの技も一緒に伝播させてほしいと思うのだけど。

ちなみに「失神ゲームは気持ちいい」と吹聴している人は、柔道でもやって、落ちてみるといいです。

一般的には以下のようになると言われています。

  • 意識が無くなる
  • 筋力が低下する  →ここで倒れて歯を折ったりするわけです。
  • 舌根沈下  →息ができなくなります
  • 呼吸が止まる
  • 嘔吐→さらに閉塞  →ここで意識が戻っても息ができなくなります
  • 脳内の酸素が無くなる  →ここで意識が戻っても運動機能障害など危険な状態に
  • 心肺停止→絶命

この間、たったの15分。 ちなみに心臓マッサージや人工呼吸は最後の手段です。その前にまず「人を呼ぶ」→「気道確保」です。

そんな危ないことをしてまで、遊びたいですか? ちなみに一度失神すると落ちやすくなりますので注意です。

心肺蘇生法フローチャート(兵庫県姫路消防) http://www.city.himeji.hyogo.jp/syoubou/teate/sinpai/index.html


海外で日本のテレビを「生で、しかも、いますぐ」見る方法

「海外で日本のテレビを見る」

これは意外に需要があって、私のサイトの人気アーティクルだったりします。

とりあえずいままでは

  • 録画サーバーを立ち上げる
  • ソニーのロケーションフリーを使う
  • アングラな方法

というぐらいしか無かったのですが、高いし、セットアップが大変だし、そもそも日本に行かないとセットアップできないし、実家とかにサーバー置いてくるのもはばかるし…というわけでなかなか決定打ではありませんでした。

今日、素晴らしく簡単で、それでいて「いますぐ」見れる方法を発見しました。 それがこの、NOVACの「どこでもTV for Skype (NV-LF2000)」です! http://www.novac.co.jp/products/hardware/vp-skype/nv-lf2000/index.html

ノバック NV-LF2000 どこでもTV for Skype

・・・なんか「ジャパネットたかた」みたいな紹介しちゃったな。

「なーんだ、これを買ってセットアップする必要があるのか・・・」と思ったアナタ。 ノバックはそんじょそこらの周辺機器メーカーじゃないんです、ニッチで安価な映像周辺機器のパイオニアなんですよ!

このURLにアクセスしましょう。 http://www.driver.novac.co.jp/skype/lf2000/trial.html なーんと、無料で3分だけですが、試聴ができるじゃないですか!!

ビデオ対応Skype(2.x)を立ち上げて、通信先に「dokotv2」と打ってみてください。 えー!こんなにまともな画質で見れちゃっていいの??という感じです。 しかもチャットウィンドウに「##1#」とか打つとチャンネルも変えられます。

実際この製品を、買って、自分のテレビ録画サーバーに付けてきたいぐらいですが、CPU速度が足りるかどうか・・・。 (自分はUSB2.0、1.8GHzなんて機体をテレビ録画サーバーには使っていません) http://www.novac.co.jp/products/hardware/vp-skype/nv-lf2000/specific.html

ところで技術的・特許的には問題ないんでしょうか!? たしかにロケーションフリーと同じく、自分が買ってセットアップした場合、公衆送信権を侵害しているわけでは無いですね(P2Pで暗号化している)。 (このデモサイトも時間の制限があるし、CMもいっしょに流しているから、侵害した、というにはちょっと弱いのでは?いちおう通話だし)

さらに、既存の技術(SkypeのP2P)の組合せなので、特許的にも「公知の技術の組み合わせ」になるかも。 ちなみにチャットウィンドウから何か外部のアプリを制御するのは結構簡単にできます。

そういえば、日本の留学生が来ていたときにちょうど、冬季オリンピックで日本の選手が出ていたので、WebCamとSkypeでテレビ画像を中継したものでした。 2002年のワールドカップの時や花火の時は、Windowsメディアサーバーで中継してみたり。

Skypeの意外な使いかた、あるんですねえ。

2020-07-26追記

PC周辺機器メーカーの「ノバック」が破産手続の開始