実は,最近Blogで写真を使わないのですが,メインで使ってるデジカメ・富士FinePix4500がほぼご臨終ぎみになっている今日この頃なのです. FinePix4500,2000年末発売.400万画素. http://ascii24.com/news/i/hard/article/2000/09/19/618165-000.html?geta 当時としてはかなりハイクオリティのデジカメだったと記憶しています,2001年夏の購入で6万弱はしたはず. ハニカムCCDの高画質と,単三電池での駆動,ビデオ機能,スマートメディアあたりの機能が決定的だったわけです.今これだけの価格をデジカメに出すと,下手すると一眼レフが買えてしまうわけなんですが. その後,毎年のSIGGRAPHに連れて行ったり,いろんな人の楽しかった出来事や,すごい技術,産まれた子供,死に別れたペット,大怪我をした指,などなどを撮影してきた愛機です. その間,2回はオーバーホール修理に出しています. 1度はモードセレクタの金属軸のゆがみ,次は電池蓋の爪折れ. しかし,最近,修理から戻ってきてからも不調のまま. どうやらAEとオートフォーカスが壊れてしまったようです.暗い場所ではめったなことではピントが合いません.さらに露出もぐちゃぐちゃなので,まるで写ルンです並の仕上がりになってしまいます.運が必要.おまけに,電池蓋のプラスチック爪が再度折れてしまい,他人様にシャッターが切れないというセキュリティ問題までできてしまいました(要はテクがないと,電池が切れてしまう). 個人的にはカメラは「盗まれるまで愛用し続ける」というタチなのですが,写らないデジカメほど使っていてガックリ来るものはありません. 最近ではスナップ的な役割は,NOKIA携帯電話の付属カメラが担うようになってきました.これでも30万画素ですから,Blogのネタぐらいには使えますが,写真添付メールは1通1Euroと高額ですし,記録としてはクオリティ的に厳しいものがあります. 最近では,400万画素級の大手メーカーデジカメのエントリーモデルも100-150Euroぐらいになってきました.こうなるともう,修理するより安くなってしまいます.メモリカードもスマートメディア自体が,(メディアのメモリ書き込み寿命よりも先に)見かけなくなってしまいました.電池もどうやら最近は,専用電池ではなく単三が主流のようで,どうも,買い替えが現実的な路線なのではないかと機種選定を始めているところです. しかし本当は安くてもいいから,長く使える一眼レフが欲しいのですが…. (一見破綻しているようですが,いまの商品構成ならありえる話なのです) というわけで狙っているのが, PENTAX ist DL+DA40mmパンケーキレンズ http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2005/01/17/753.html 35mm換算で61mmの短焦点レンズなのですが,私の写真の撮り方だと,重いズームレンズは不要です.マクロに強い標準レンズが1本あれば,大丈夫,ということは携帯電話のカメラが証明してくれています. しかし,本体が4万弱なのにレンズが4万円か…悩むな. とりあえずズームレンズで妥協しても6万円ってところ. …コニカミノルタの放出品を買っておけばよかったか….