日記休みます、とか書いていたわりには普通に1日何件もエントリーしてますが、出張から帰ってくると白雉になってしまうのでそのための防備録という意味もありますのでご愛嬌。 “RoboGamer3:Meta Game Interface”はHMDを使います。 Head Mount DisplayというのはVRの「3種の神器」みたいに思われていますが、実はあの装着違和感のおかげで、今の今まで真面目に使ったことがありませんでした。 しかし時代というのは移り行くもので、最近ではこんな軽くて、しかもモーションセンサまで仕込まれた製品が売っています。 “eMagin Z800 3DVISOR” http://www.3dvisor.com/ http://www.emagin.com/ http://www.engadget.com/2005/05/19/emagin-e3-z800-3d-visor/ 任天堂が米eMagin社のVRシステムに興味?—2006 CES http://www.nintendo-inside.jp/news/176/17646.html なるほど「バーチャルボーイAdvanced」ですかねえ。 機能としては、 * 360 degree horizontal field of view * State-of-the-art head tracking device with six degrees of freedom * Full SVGA stereovision (800 x 3 x 600) OLEDs * High contrast (>200:1) ratio * Full color (>16.7 million) pixels * Low power (USB-powered) visor * Lightweight, ergonomic (<8 oz) visor * Built-in stereo sound and noise-canceling microphone もっと細かいこというと、eMaginは有機EL(OLED: Organic Light Emitting Diode)極小ディスプレイの会社。軽いし、消費電力が少ない。 実際、USBにプラグするだけで、ディスプレイに灯がともってしまうのはちょっと感動…。 ソフトウェアもディスプレイとして使うだけなら何もいらない、さらにいうとマウス(HIDデバイス)と同じようにして傾斜情報を取得するようだ。 最近、最新版のSDKが公開されたようなので入手してみよう。 http://www.3dvisor.com/support.php これがうまくいくと、NEC Tokinの複合センサのドライバを書きなおさなくていいんだけどなあ、って実は中に同じものが入ってたりして。 …と思ったらもう連絡が。 SDK2.0は一般向けではなく、6自由度のセンサにフルアクセスできるため、追加ドライバや更新ドライバではなく、完全に異なるデベロッパキットである、とありますね。 デベロッパフォーラム経由で入手できるようです。