以下、JAPAへの投稿の再掲です。 【あらすじ】 中村伊知哉さんよりある番組の話題で、 日本の音(環境音)は珍しいらしい、というネタが。 フランスは、バスなどでは車内アナウンスは全くありません。 バス停に名前はついていますが、覚えなくても運転手に伝えておけばどうにか。 なお、TGVの駅アナウンスは静かですがTGVのテーマを「歌い」ます。 車内アナウンスは日本の車掌と同じく、かなり聞きづらい感じです。 日本はいろいろ騒がしいのですが、ほとんどが商業か広告にかかわるものが多い気がします。 そうでないもので、かなり気になるものといえば、やはり夏の蝉でしょう。 あんなに騒がしい生き物を害虫扱いしない日本ってちょっとふしぎ。 まあ「子供たちが片っ端から捕獲しているんだよ」と説明しますが。 あと、マンガの擬音は専門で研究されている方もいらっしゃいますが、 高橋留美子マンガの入浴シーン「かぽーん」は 日本マンガの擬音の過剰な仕様を説明する上での顕著な例ですね。 銭湯などで手桶が反響する音が元になっているわけですが、 野外でも鳴っていますし、他の漫画家も真似して使っていたりします。 日本人の文化を外から見ていると、どうやら、よく聞こえる周波数と あまり聞こえない周波数、というのはあるように感じます。 それ以前に音声メッセージが氾濫しすぎて、どれもあまり聞いてない、 というのが本質かもしれませんが。 余談ですが ウチの息子はTAITOのCIはかなり好きなようです。復唱しています。 (おそらく近いうちに見れなくなるのかもしれませんが) あと先日、フランスの携帯電話SFRでショートメッセージ(SMS)を固定電話に送ると、 合成音声で届くという裏技?を発見しました。フランス語ですが。 日本でもNTT.COMなどが似たようなサービスを持っていますが、 こういうのはあまり流行っていないですよねえ。