(「le lave-vaisselle」が何なのか、最後まで読むとわかる仕組みです) 先月Valerieの引越しでlave vaisselleが余るとのことで、もらってきた。 とりあえず据え付けてみたんだけど、とっても汚れていて、さらにうちの排水口がちょっと高かったのでうまく排水できずにそのままバカンスに突入。 といってもそのmachine a lavar la vaisselle(なぜか略さないとfemininになるらしい)がやってきた家に滞在していたのだ。話によると20年以上前に買って、フランス各地を転々と使われ続けてきたものだという話。すごいものを頂いてしまったな。 さて、バカンス明けて最初の土曜ということで、気合を入れてメンテナンスしてみました。最悪の場合、排水のために高さを高くするとかポンプをつけるという方法もないことはないけど、正攻法で密閉型逆止弁つきの分岐キットを買ってきて、PVC管をムリムリっとリーマーもどき(outil de decoupe)で開けていく。 大家にばれないようにというコンセプトもあり、流し台下の非常に狭い場所で作業。右手しか使えないのでとってもつらい、というか痛い。キットのマニュアルも当然仏語なので本当にこれであってるのか不安になりながら、3往復したところでやっと貫通。無事マニュアルどおり穴が開く。 おそるおそる、半月以上ほったらかしていた汚水と食器を回転させてみる。前回は食器洗浄器というより食器汚濁器だったわけですが、今回は無事食器がぴかぴかになる。水漏れも無し(これは日本で鍛えた技術であるが)。 無事オペレーション終了。 これで、食後の息子との時間が増えるというものだ(理想)。 ちなみに普通にこの手の食器洗浄器を買うと400Euroはする。日本のものはここ数年でどんどんコンパクトになった。さらにいうとお米を落とすためにいろいろ研究があったという(ProjectXより)。今日、お店で見てみたけど、20年前のものと今の製品では構造上はあまり目立った違いがない感じ…。