ヤマハの50CCのミッション式原付TDRで日本橋から京都に向かって「国道一号線は本当に東京から京都までつながっているかツアー」というのをやったことがあります。

当時、本当にバカで、冒険に飢えていたのでしょう。

同行した友人もそうとうバカでした。

神奈川県が終わらないうちに、はやくも帰りたくなりました。

でも2日ほど寝ないでがんばって走り続けて、なんとか大阪南港まで行きました。

途中、国道一号線は何度も存在感が薄くなったり、支線にわかれていたりして大変でした。

バイパス、自動車専用道に入ってしまったりしそうになったので、わざわざ回り道したこともあります。

でも時々「日本橋からxxxキロ」とか書いてあると、やたらとうれしくなったものです。

日本橋には「ここが起点」という標識のようなものがあるのですが、京都では分からずじまいでした。

というか、もう当初の目的はどうでもよくなっていて、どこまで西にいけるか、という意地の耐久レースになっていたように思います。

帰りは無給油連続走行記録に挑戦中、名古屋→静岡の山中で深夜にガス欠して、親切な男色っぽいお兄さんに助けてもらいました。

なぜかガソリンを持っていて、しかも千円札までくれた上に、一緒に行こうと誘うので、怖くなって信号無視して逃げました。

いい思い出です。ごめんなさい、男色っぽいお兄さん。

なんでこんな話題を書いているかというと、

トラックバックステーションで「スクーターでお手軽ツーリング」というお題があったからなんですが。

フランスは道路が整備されているし、道はのどかだからスクーター向きかもしれないなあ。