立ち上げ時から「インタラクティブ東京」の実行委員会を務めさせていただいております。 http://interactivetokyo.jp/2010/ 今年はさらに、新しい取り組みとして ・一般来場者の非装着計測 ・新しい科学コミュニケーション手法を使ったワークショップ いままでのように「研究者=発表する人、来場者=体験する人」ではなく、 参加者が研究者と一緒に展示物を解説をし、この新しいインタラクティブ技術の意味を世の中に伝えながら考える…といったような深みのある交流が期待できるワークショップです。 メディアとの連携も深め、SIGGRAPH級の国際展示の頂を目指していきます。 皆さんの積極的なご参加を期待しております。 — インタラクティブ東京2010作品公募のお知らせ インタラクティブ東京実行委員会 委員長 舘すすむ 副委員長 岩田洋夫, 武田博直, 長谷川晶一 インタラクティブ東京(i-tokyo)は,最先端の革新的なインタラクティブ技術を 広く伝えるために2005年より日本科学未来館にて開催してまいりました. 近年のインタラクティブ技術の急速な発展に,i-tokyoおよび参加研究者も大きく 貢献しています. 初年度開催から5年を過ぎて,インタラクティブ技術の啓蒙という役割は他の展 示機会においても満たされるようになってまいりました. そこで,インタラクティブ東京実行委員会はあらためてインタラクティブ技術研 究に携わる研究者にとって本当に価値のある展示のありかたを探求し,新しいコ ンセプトとシステムを持った新しい「インタラクティブ東京」を開催いたします. 皆様のすばらしいご研究の出展企画をお待ちしております. 【コンセプト】「研究のプロセスとしての実演発表」 インタラクティブ技術は,一般の人々が体験することが最も重要な評価につなが ります.そこで得られた知見は,次のステップに進むのに大きな意義があります. インタラクティブ東京は,来場者の体験を定量的・定性的に記録するインフラス トラクチャを用意し,実演発表することが研究のプロセスとなるような場を提供 します. (1) 来場者の客観的データの収集 実験室内では取得できない自然な体験者のデータを収集するため,以下のよう なシステムの導入を予定しています. ・来場者の肖像権やデータ利用への同意を運営側でまとめて取得 ・会場内の映像記録の共有 ・会場内の来場者の滞在数,滞在時間等の計測 (協力:神奈川工科大学 白井研) (2) 来場者からのカジュアルなフィードバックの収集 ・来場者コメントを付箋紙で集約,Webと連動して発信 (協力:慶應義塾大学 筧研) (3) 意識の高い来場者との交流機会の創出 ・日本科学未来館「友の会」と連携した先端研究活動の共有 科学技術に興味や関心が深い一般市民が参加する未来館「友の会」から予約に よってワークショップ参加者を募ります. 参加者は各発表の取材や発表側の助手として協力し,研究者と視点の共有を行い ます.これにより深い理解に基づいた一般市民視点による質の高いフィードバッ クを得ることができます. (4) 研究推進につながる組織的なプロモーション ・多種多様なチャネルを活用した事前/事後広報の充実 ・内覧会およびプレスツアーの実施 記 主催 日本バーチャルリアリティ学会インタラクティブ東京実行委員会 共催 芸術科学会,情報処理学会CVIM研・EC研, 電子情報通信学会 MVE研 (依頼中を含む) 日時 8月24日,25日 午前10時~午後5時(設営日/内覧会:23日) 場所 日本科学未来館 7階 ブースサイズ 3m x 3m程度を想定 出展費用 10万円 (1)~(3)のシステムを利用する場合 8万円 利用しない場合 展示企画募集 先進的なインタラクティブ技術の作品およびデモの公募を行う. 応募者が希望する場合,未来館「友の会」ワークショップと連携が可能. 展示企画は審査委員会による審査を行い,インタラクティブ東京のコンセ プトにふさわしい優秀出展企画を数件~十数件を選出する. 応募方法 http://interactivetokyo.jp/2010/call.html より作品の紹介ビデオ, 展示企画概要を,7月14日(水)までにご登録ください. 推薦作品について, インタラクティブ東京実行委員会は,SIGGRAPH 2010 Emerging Technologies 採択展示を含む特に優れた出展企画を推薦採択します. ——————————————————- お問い合わせは: 日本バーチャルリアリティ学会 事務局 まで http://www.vrsj.org/ —-PUB—- 【講演します】ゲーム学会ゲームトークカフェ(6/27) 「実世界指向ゲームインタラクション技術の歴史、フィロソフィ、そして未来」 @神奈川工科大 参加無料、登録はお気軽に! http://bit.ly/GTC20100627