世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の国際会議「ACM SIGGRAPH 2010」(7/25-29, ロサンゼルス)にて、白井研究室の「Scritter」プロジェクトの関連投稿「A New “Multiplex Content” Displaying System Compatible with Current 3D Projection Technology」が採択されました。 採択枠は「Late Breaking」というセクションで、本年より設定された最新の話題を収集するために、もっとも遅い締め切り(5月上旬)で設定されたものです。この投稿は、Posters, Talks, Student Research Competitionと3つの投稿を兼ねており、白井が東工大世界文明センター非常勤「メディアアート特論」の学生他と協働でゴールデンウィークを投じて勝ち取った成果であります。 査読者の反応もまずまずで、TalkやETECHも夢ではなかったのかな、というところなのですがまずは発表のための準備に入らなければなりません。えっ!?実演発表しないんですか!?という声が飛んできそうですが、特許周りを先に押さえておかないと、アイディアだけ渡してしまうような発表ですから悩ましいところです…。 なお白井研究室ではSIGGRAPH2010において全力でツアー開催します。とりあえず主著者の長野君(東工大)と宇津木君(東工大)、それから研究室から発表要員に周君(神奈川工科大)が出陣予定ですがどんな珍道中になることやら…まあそれも経験ですが。私の友人のPaul Debevec研究室(南カリフォルニア大ICT、映画Matrixのバレット撮影の基本技術を発明した研究者)やSuzuki Masuoさんの訪問なども計画中であります詳細は…特設ページを準備します。 情報、動画、査読コメントなどは以下の研究室ページに貼っておきます! http://www.shirai.la/topics/news/ScritterAcceptedbySiggraph2010