ひさびさ仕事の話 いままであまり細かいことを書いていませんでしたが、 4Kデジタルシネマを作っております。 いま制作の大詰め。 科学に責任もてるスクリプトを書くのって本当に大変。 1分ちょっとののスクリプトを書くのに、 3-4倍のテキスト分量がある資料を裏で書いていたりする。 削って削って、この先もさらに削られちゃうかもしれない。 4Kってのはハイビジョンの縦横2倍の解像度がある デジタル映像システムです。 「よんけー」とか「フォーケー」と呼ばれますね。 近い将来、映画館ではフィルムじゃなくて、 このプロジェクタが配給の基本になるわけですね。 いまは「きれい・高精細・高額・(せいさくが)きつい」 というかんじですけどー…。 科学館で、しかもこのリソースで映画作るのって 本当に大変なことでございます。 私はこの映画のTD(技術監督)みたいな仕事をしているわけですね。 シナリオ書いたり、VFX作ったりしてます。 ちなみに自分が担当しているシーンの映像では、 かなりすごいものが「かなり自然に」挿入される予定。 もちろんJAXAの研究者の協力や、徹夜繰り返して夜間撮影とか いろいろやっているわけですけど。詳細割愛。乞うご期待。 ■補足 9/15上映「かぐやの夢」 http://www.miraikan.jst.go.jp/event/2008/09151545.html ちなみに当日の13-15時でトーク&上映イベントが開催されます。 「竹取物語」研究者の小嶋先生と、週刊少年サンデーで「月光条例」連載中の藤 田和日郎先生が出演予定。すげえっす。 9/15のイベントで私は本当は挨拶しなきゃいけないんだけど、 4Kプロジェクタという巨砲を操っている予定ですね。
4K映像制作・上映イベント
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