■サムスン、容量256GBで読み込み200MB/秒のSSDを開発 SSD(Solid State Drive)とは次世代のハードディスクを置き換えるメディアで、 現在のUSBフラッシュメモリの巨大で高速な物、です。いままで16GBぐらいが最 大だったのですが、このサイズでこの速度のものが登場してくると、一気に常識 が変わってしまいますね。 ・落としても壊れないHDD ・ノートPCにHDDが搭載されなくなる ・いきなり電源を切っても壊れないPC(今はダメだけど…) ・デフラグがいらなくなる ・なかなか電池が切れないiPod ・撮っても撮ってもメモリが埋まらないデジカメ ・ハードディスクがガリガリ言わないHDDレコーダー ・プッシュ型でひたすらP2Pしつづける共有知サーバー (いまの任天堂WiiのWiiconnect24の延長みたいな物、今のHDDだとそうはいか ない) …等々。 一方HDDはこの後、現在のテープストリーマーのように、まさに「固定ディス ク」的な使われ方になっていくのかもしれませんね。 それにしてもフラッシュメモリは適度に寿命があるのも市場的には重要なことか もしれません。しかもHDDの寿命はモーターやコントローラー基板という理不尽 な電気やメカ的な理由で即死的なダメージを受けるものだったのですが、フラッ シュメモリの死に方は静電気を除けば「徐々に書き込みできなくなってくる」と いう感じですので比較的安心感がありますね(もちろん扱い方にもよるだろうけ ど)。 いろんな楽しい使い方を考えたい物です。 といっても2009-2010年ぐらいの超近未来なんだろうけど! ■ニュースソース http://slashdot.jp/hardware/article.pl?sid=08/05/27/2135243 http://journal.mycom.co.jp/news/2008/05/26/023/