文部科学省・平成20年度科学研究費補助金の公募が始まった。 平成19年11月15日(木曜日)午後4時30分まで(期限厳守)。 私はフランスにいる身なので直接は関係ないんですけど、今年はいろいろ変わっているみたい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/07082302/001.pdf
— 1 「系・分野・分科・細目表」の改正 ○ 現行278細目→284細目に充実 2 研究種目についての見直し ○ 以下の研究種目については新規募集を停止 ・「特定領域研究」の研究領域 ・「学術創成研究費」 ・「研究成果公開発表(A):シンポジウムの開催」 ○ 「基盤研究(S)」における応募総額の引き上げ ・5,000万円以上1億円程度まで→5,000万円以上2億円程度まで ○ 「基盤研究(A・B・C)」の研究期間の延伸 ・2~4年間→3~5年間 ○ 「若手研究(S)」における応募総額の目安を明記 ・1億円程度まで→概ね3,000万円以上1億円程度まで 3 研究分担者の在り方の見直し ○ 「研究分担者」の定義を明確化 ・研究代表者と協力しつつ、研究遂行責任を分担して研究活動を行う者。 補助金適正化法上の補助事業者に該当。 ・分担金の配分を受ける(※)(ただし、研究代表者と研究分担者が同一研究機関に所属する場合には、分担金の配分は生じない。)。 ・研究代表者や他の研究分担者が、不正な使用等を行った場合は、応募資格の停止(交付対象からの除外)の対象となる。 ○ 新たに「連携研究者」を位置づけ ・研究代表者及び研究分担者の責任の下、研究組織の一員として研究計画に参画する者(応募資格を有する者でなければならない。)。補助金適正化法上の補助事業者には該当しない。 ・分担金の配分を受けられない。 ・研究代表者への交替は認められない。 ・研究代表者や研究分担者が、不正な使用等を行った場合であっても、応募資格の停止(交付対象からの除外)の対象とならない(当人が共謀した場合を除く。)。 —- ほかにも「研究成果公開促進費」も充実だし、特別研究促進費は年複数回応募も試行しているらしい。 まあ関係ないんですけどね。 日本てお金もちだなあ、と思って。