コムスン措置 厚労省に批判も http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=227053&media_id=2

日本の介護保険ってグッドウィルグループ(GWG)に握られてるのね。 GWGって、 人材派遣のクリスタルー あーうとそーしんぐっぽっぽー! …のあのグループですよ。 流通某ギオングループとかもそう。 派遣って現代社会の奴隷制度みたいなもんだから 薄利でも自分以外の人が働いて儲かる、 工場とか流通とか、クライアントは都合よく切りたいときに切りたい だから会社がでかいなら時給の3倍ぐらいはらってもいい、 派遣会社側からすれば 給料安くても働きたいやつはたくさんいる むしろ社会貢献してあげてるぐらいの勢い。 営業も努力はするけど管理なんて知らない。 そもそも営業だって親受け孫受けなんて当たり前。 時給800円が2400円で売られてる間には、 グループ会社のカスケードが常習になってる。 まあGWGはなるべくして、ネズミ講的なカーストが出来上がってる。 尊い汗を流して働いている最下層の労働者が、どんなに清貧で働いてたって、本当に報われない。 労組もなければ保証もない、あるのは制服と会社システム。 そもそも従業員の名前を覚えているかだってあやしいもの。 それに自分の介護保険払えるの?ってぐらい給料安い。 日本の製造業は派遣と中国工場というアウトソーシングを手に入れたことで、将来への大きな借金をしてしまった。 団塊の世代の技術や魂を引き継ぐ世代を中抜きして、ものづくりの根底にある精神論、細かい経験や勘を、切り子程度に捨ててしまった。 同じようなことが、福祉業界でも起きているんだろうか。 介護保険利用者(つまりお年寄り)にとって、会社やケアマネ、実際の介護担当者が変わるってことは本当に痛い。GWGはそれがわかってるから、余計たちが悪い。工場向けの人材派遣だって同じ手法をとるんだけどね。その点、和歌山県の判断はえらい。 厚生省がどうこう、企業がどうこう、じゃなくて、自治体以下の判断クオリティの高さで、クオリティオブライフを向上させる方法はいくらでもあるはずだ。 そもそも、介護で働いているコムスンのスタッフだって、弱すぎる。 そこまで大変な仕事を、安い給料でがんばっているのに、信頼できない経営者がいる企業の下でどうして働き続けることができるのか。 若い人ばっかりが働いているわけじゃないから、大きな冒険はできないかもしれないけど、でも、福祉の資格をとったり、スタッフ同士で協力して法人を立ち上げたり、小さくても信頼できる事務所に移籍するなんて、そんなに難しいことじゃないはず。 むしろ、仕事を愛しているなら、それを続けるために、よりよくするために、努力はするべきだと思う。 聞くところによると介護保険の報酬は驚くほど安いらしい。 ならば、なおさら大企業が管理コスト(うわっぱね)を回収するよりも、実力のある、魂のこもった介護のプロが、自治体ごとにクオリティ高く連携しなければならないと思う。だって、福祉にかかわる仕事人1名が一日にケアできるお年よりなんて、何人もいない。そもそも大企業が拡大経営する意味なんて、自治体レベルの法整備、マニュアル整備、教育制度がしっかりしてさえいれば、ほとんどないはずなのに。 自分の親も、介護が必要な時期が来る。すぐ来る。 「どっかの誰かを派遣してくれるなんかTVとかで聞く会社」に親の生活の手助けをお 願いするのか、 「ちゃんと面接して、信頼できる、誰か」 にお願いするのではぜんぜん意味が違う。 ちなみに同じことはプログラマとかSEとかの派遣さんにも言えること。 「どっかの誰かが書くだろうプログラムコード」 なんてクソだ。そもそもそのプログラム書くのと同じ時間、仕様書書くのにかかってしまう。そもそも、 「誰が書いても同じようになるプログラム」って、人間が書く意味本当にあるんだろうか? ユーザ部門が、そもそもそのプログラムで利益を享受できる本人が、ちょっと勇気と時間を使って、自分で1日でも2日でも学んで、自分で作ればいいことじゃないのか。 それができないなら、プロに相談したらいいんだ。 少なくとも「時給が底辺の誰か」にお願いする用事はない。 職業に貴賎なし。 働く人の勇気と誇りと実力があれば、派遣なんていらないはずなのに。 目に見えないクオリティの悪さ、どっかの誰かがつじつまつけるだろう、という無責 任さが、クライアント企業、派遣会社、派遣労働者全体につけいってる。 受付嬢だろうがコンパニオンだろうが司会業だろうが委託販売業だろうが、みんなそう。 こういう仕事は「若くて美しくないとできない」って思うかもしれないけど、「若くて美しい」を保つのも難しいことだし、そもそも見た目がよくても、態度が悪いなら、まったく勤まらない。 簡単に言えば、心をこめて働けないなら、いらん。 でも、どうせ心をこめて働くなら、自分の将来、自分と仕事の将来もちゃんと考えて働いて欲しいと思う。 「お金がもらえるから」 「そこに仕事があるから」 そんなのは、マクロで見れば、ほとんど虚構。映画「マトリックス」の発電所なん だってことに、早く気がついて欲しい。 この国ではパン屋は「アーティザン」だ。 簡単に訳せば”職人”だけど、プライドを持って薄利でも気合を入れて、毎日毎日パンを焼く。 当然、スーパーのパンより高いけど、でも、アーティザナルなものが、普通より高いのは、この国では当たり前。 職業に貴賎なし、だからこそ「最下層」ではなく「最前線」で働くなら勇気とプライドを持って、意識を変えていかないといけないと思う。 ちなみに、実は研究者も同じ。 魂の負けた研究者は、もう、クズとしか言いようがない。 付加価値を全く生み出さない。 いまやってることが10年後でも花ひらかない。 10年前から、車輪を回しているだけ、あきらめているだけ、座ってるだけのクズが多くなってくると、研究者って仕事自体が、クズゴミの山になってしまう。 がんばらねば、ならんのです。 自分のために。