9月19日の日記。 前日に、緑の窓口でいわれるがままに成田エクスプレスを予約してたんですが、よくみると出発時刻から2時間引いてない!成田11時発なので 8.34着のNEX7号に直前変更。ターミナルの構成が変わってて戸惑いました。特にAirFranceとJALの共同運航便の場合はJALでT2だし。まあANAのぞくほとんどの航空会社は『空港第二ビル』と覚えておけばいいのかしらん。 JALの チェックインはブースKとL。一極集中型のチェックインって航空会社のコストダウンにはなるんだろうけど、どうなんだろうね?待ち時間は長いと思う。乗り遅れとかは減るのかも?いや、気がつかなければそれまでだしなあ…どっちもどっちか。 それから行きの分のマイレージが登録されてなかった。以前も往復分のマイルが登録されてなかったことがあるんだけど、SkyTeamでAF、 JL、NWあたりのマイル登録はただ番号を示しただけじゃだめっぽくて、各々行きと帰りに確認して、場合によってはSkyTeam内互換ではなく各社それぞれのマイルで申請しないといかんみたい。たとえばNWのカードを提示してAF/JLのコードシェアを使っても登録されない。以前はそんなことなかったんだけど。 チェックイン後、同じくきょう帰国のFlorentとも無事RDV成功。昨日は渋谷と上野にいったらしい。任天堂ファンらしくマリオカートの目ざまし時計とか買ってた。 飛行機の中ではぜんぜん眠れなかった。Connection by Boeingが意外と速い。すごく速いというわけじゃないけど、いちおうブロードバンド感はある。VPNも普通にサポートしてる。エコノミーでも電池さえ続けば普通に使える。しかも無料(クレジットカードの登録は必要)。株屋とかにはいいと思う。研究者とかでも、出張中は忙しくてメール見れないわけで、行きと帰りでメールが見れるとなると、仕事の仕方もかわるなあ。でも12月でサービス止めちゃうんですよねえ、ボーイングなに考えてるんだろう??採算性というよりは技術的な問題だったりして。 PCの電池も切れて、W-ZERO3でしばし接続継続。Skypeも動く。通話は試してないけど。機内でメッセンジャーが使えるって、かなり不思議な感覚。 ついでにJALなので映画もしっかり見る。「スーパーマンリターンズ」と「日本沈没」の同時上映は土地隆起つながり。日本沈没の映像はなかなかよい。外人にはぜひ見てもらいたい。でもシナリオとか演技はスーパーマンのほうがよかったな。特にスーパーマンは主演の表情がすごくいい、注意してみると、悲哀、父親の顔などどこの筋肉でこんな表情を出しているんだろう、と興味深い。対して日本沈没は、主人公が「いいひと」すぎて外人には理解できないかもしれない。死して報われる魂、という考え方は日本人特有の美的センスと考えているかもしれないけど、それを美化するのはどうなんだろうね。まあフィクションとしての日本沈没は水戸黄門の印籠ぐらいアイデンティティを持っているとは思うけど。 「THE有頂天ホテル」は近年の三谷作品の中ではあまり面白いほうには入らないかもしれない。喜劇には喜劇なのだけど、カメラの視点が20センチほど高い。できれば標準レンズ、150cmぐらいの視線高で描いてほしかった…ってわけわかんない表現なんだけど、テンポのよさは健在なんだけど、登場人物が多すぎて、人物描写が乱暴な感じがする。フィナーレでYOUが目立ちすぎ、娼婦が準主役だったらまだよかったのかもしれないけど。そんなわけで「笑いの大学」を超える作品ではないなあ、残念ながら。 FlorentとはCDG2Fで別れる。彼はATI Paris8で今も学生を続けているんだけどCaenからご両親が迎えに来ていた。息子の大旅行を迎える両親。いいね。よい日曜日を。