■「ハルヒ」「男前豆腐」に見る、ブログ時代のヒットの条件 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=83832&media_id=16 「ブロガーが踊らされている」といいたいなら言え!! …まあどっちのネタについても扱った覚えがあるんですけど。 「ハルヒ」はBlogには書かなかったかもしれないんですが、オタク文化研究家として、かなりディープな分析をとあるMLに書いたことがありまする。 ちなみにハルヒはフランスではぜんぜん知られておりません。パリのブックオフで「ハルヒはあるか?」と訊くと「村上春樹」の棚に連れて行かれるぐらいの周知度です。で、棚を見ると「ライトノベル」というジャンル自体が未開拓かもしれません。そんなわけでフランス人のマンガオタクを発見するたび、ハルヒ(「あるい、と発音するしかない」)をプロモしてみたり。 まー、私としては海外から見た日本という特異な国を観察しているだけなんですけどねー。時々英語や仏語で紹介してみたり(あんまり積極的にはやりませんが)。 さて話戻りますが、こういう「ブログ時代のヒット」をメディアは「Web2.0」って呼びたいんでしょうか。はいそうですか。 てっきりAJAXな技術が必須なのかと思ってましたよ。 そんなこといったら、これなんて「Web3.0」かもしれないですね。 ■YouTubeちゃんねる http://youtubech.com/ ついでにこいつの存在も知りました。 ■Youtube Developer APIs http://www.youtube.com/dev …というわけで? 「Web2.0」ついでにマイミクitot先生から教わったネタ。 ■音楽適正 http://www.shobi.ac.jp/feature/dtm/index.php 質問多め、30ぐらい。以下結果。 ■楽曲を提供する人 適性度 53 % ■「劇伴」を作る人 適性度 76 % ■ゲーム会社で音楽を作る人 適性度 76 % ■楽曲をアレンジする人 適性度 51 % ■クラブシーンで仕掛ける人 適性度 51 % ■音楽データを作る人 適性度 77 % ■音楽プロデュースする人 適性度 98 % ■表現する人 適性度 97 % おお、すばらしいプロデューサ&表現者っぷり。 小室哲哉あたりに試してもらって精度を検証してもらいたいところです。 さて、こんな数字を鵜呑みにして「しらいあきひこ全力プロデュース」を希望する方はメッセージください。 音楽に限らず、陰日なたに、貴方の成功をお手伝いさせていただきます。 英語で「produced by Dr.Shirai」でもいいです(笑)。 …ところで”博士”と書くと、最近また盛り上がりつつある?ポンチャックの「イ・パクサ」を思い起こしたりしたり、しなかったり。 http://www.youtube.com/results?search_query=Epaksa それにしても上記「音楽適正」ですが、大学プロモーション的なサイトで、こういうネタは良いな。 下手なネットストリーミング授業よりは「世の中の活性化」に役立っているような気がする。コンテンツ系教員の活用しかたとしても。 具体的には多くの現場卒教員の例が、 制作現場に疲れる→専門学校教員に転職→週20コマ授業&自転車操業→もっと疲れる。 という感じで、外から見ていると「クリエイターライフを満喫!」という感じじゃないんですよ、いや実際。 加えて先日の某九州の廃校私立大学のエントリーではありませんが、日本の大学のHPは現状… ・大学事務局側のプロモーション→受験者獲得=頼まないと来てくれない (中小企業のHPに非常に近い) ・下位には研究室が個々に運営するサイト …という真っ二つだもんな。 専門学校含め、学校の講義内、実際のキャンパスライフ内では、こういった「受験生獲得狙いだけではないお遊び」が学園の魅力を作るうえでとても重要。さらにこんなお遊びが学生自身の開発によるものであったら、最高です。…という意味ではまさに「Web2.0的」なのです。 「業界語り」は先生の魅力そのものですし、研究室HP含めカオスになっているのも良いと思いますが、実際の「スキル習得」と、経験やスタイル、業界の常識を語るあたり、つまり「入学志願者数とはまったく関係ないかもしれないけど、社会一般におもしろいかもしれないコンテンツ」は、Web上ではうまく整理して、つまり大学側がうまくボトムアップ/トップダウンを利用してプロデュースしてあげるべきだとおもいます。 でないと優秀でまじめな教員ほど、腐るか埋もれる、かも。