ひょんなところから今日は、Educators Programにはまっている。 教育者向けのペーパーやらパネルやらが発表されているのだけれども、最新のテクノロジというよりも、これを同教育に生かしていくか、といった視点での発表をするためのセッションです。今日がメインの日らしい。 いままであまりまじめに聞いたことがなかったのですが、自分も最近は教育の立場にたつことが多いですし、タイトルが面白そうなものが多かったので座り込んで見ました。 http://www.siggraph.org/s2006/main.php?f=conference&p=edu 文系の教育者の先生方、特に女性が多いのですが、PDAを使ったARゲームとか、MMORPGをつかった教育とか。 感じのいいマダムが「殺しとか略奪とかを積極的に使う教育ゲームシステム」なんて話をしていると、ちょっとぞっとする。というか誰か突っ込んでくれないのか。 PDAとGPSを使って野外の体験型ゲームをするというアイディアはまあありそうだけれども、電池切れないの?とか。 けっこう「タイトルでだまされたか?私」と思うこともなくもない。 その中でも、おもしろいなー、と思ったのは 北海道の室蘭出身でNY在住のUFO研究家である加畑将裕(Masahiro Kahata 1951~)さんの「Neurological Gaming Environments」。 具体的なゲームが発表されているわけではないんですけれど、BluetoothとMacOSX(Tiger)のQuartzで使えるI.B.V.A.(Interactive Brainwave Visual Analyzer)はちょっと面白かった。 http://web.mac.com/mkahata/iWeb/IBVA/IBVA.html Quartzなので、自分のアプリに組み込んで遊ぶとよいのではないかと思います。たしかに教育向き。 そういえば自分も97年にNTTの研究所でβ波をリアルタイム3DCGにしてイルカのアバターとインタラクションさせるようなアプリを書いたことがあったんだけど、あの研究グループどうしちゃったんだろう。
追記:
ちなみに加畑さんの研究はそのプロフィールほど電波ゆんゆんなわけではなくて、むしろ脳波研究や脳波ビジュアリゼーションとしては固いものを作っていらっしゃるなあ、という印象です。
もちろんVJとかにも使えるわけなので、そういうのが好きな人はぜひ買って試してみてほしいところ。
あ、それからデジハリ杉山先生のBlogにも紹介されてました。発表会場で会ったし。