まち歩きもしてみる。 色のせいかおもちゃのような街にも見える。 焼き物や、無数の色をつけて振り分けられたジャルダン用の砂、 家の壁に実る葡萄、オリーブ、藤…。 こういうところに住む人の美的感覚はすばらしくどうかしている。 ちなみにオリーブは生で食べると舌がしびれるので注意。 コアラはなぜこんなものを食べていられるのか謎だ。 一番絞りオリーブオイルはビンを持ってくれば11.90Euro/1L。 うーん、微妙に高いのでやめておく。 先日の祭りでみつけた緑オリーブを買っておけばよかった。 カフェで男3人だべりながら、copine,copain,ami,amieについて いったいどれがどういう友達なのかについて懇々と話してみる。 Davidいわく、 copine/copainはgirl/boy friendなのであって、 amiはより結束の固い友人、つまり親友のことだという。 これは全くもって認識が違っていた。 一緒に寝泊りするような仲でもcopineを使うので、 むしろamiよりcopineのほうが上なのかと思っていた。 おそらく性差を意識しないような親友はamiなのかもしれないとも思ったが、 ami,amieで使い分けるので、おそらくほぼ別の単語として使われているのかも。 なおamoureuxという恋人をあらわす言葉もあるが、使われていない。 これは日本でも同じか。 さらに、男女の仲はami,amieから以下のように進行するそうだ。 ma petit amie->fiancee->femme epouse mon petit ami->fiance->epoux ou mari petitを「ちいさい」とか「ちょっとした」とか訳してはいけない。 小さきものは「愛しい」petitなのである。 全くの余談であるがうちの息子は2歳の若さなのに、fianceeがいる。 しかも年上、向こうから告られたらしい。家族公認。 こういうのを「innocence de l’enfance」というらしい。 無邪気なお子様、ということね。 「タルトタタン味アイスクリーム」で舌直しして帰る。
ルシヨン、オークル色の谷(5)
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